鼠持古墳

鼠持古墳 ねずもちこふん
町指定文化財
和田地区・鼠持の集落から北へ入ったところ、山と山に挟まれた狭長な緩斜面に位置する。昭和31年8月、故・柏倉亮吉山形大学教授(当時)によって調査が行われた。
残存する墳丘は高さ約2m、方形状に石積みされ、その上にわずかの盛り土が残っている。石積みの下底面は一辺約8m。石積みに覆われた内部には、横穴式石室が比較的良好な状態で残る。石室は玄室と羨道から構成され、羨道部はほぼ南に開口する。両者とも、蓋石には2個の巨大な自然石と数個の中程度の石を用い、羨道は幅90僉長さ2mで両袖式を成し、玄室へと続く。玄室は幅1.2m、奥行き1.6m、高さ1.2mを測り、奥壁は巨大な一枚石、両側壁は基底部に巨石を使用しその上部に小型の石を積み上げて、やや持ち送りの手法が見られる。床面は、玄室では径6冂度の礫を敷き詰め、羨道部には20〜30冂度の石を敷き並べている。ただ、両者とも入り口部には比較的大きな石を敷き固めてある。石材は、本古墳周辺に分布する石英粗面岩。
出土遺物は、玄室内床面におびただしい骨片と少量の鉄製品が発見されている。これらの出土遺物や残存する形態などから、当地方における終末期の古墳と考えられている。
指定年月日:昭54・8・1
Information
  • 名称 鼠持古墳
  • 所在地 高畠町大字元和田
  • 電話番号 0238-52-1111
  • お問合せ先 高畠町社会教育課文化係
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【最終更新日】 2014年04月28日
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