山形の秋の風物詩「芋煮」アナタは内陸派?庄内派?
山形を代表する郷土料理「芋煮」。
具は里芋、肉、手ちぎりのこんにゃく、ネギが基本ですが、内陸部の人々は牛肉・醤油味を、養豚の盛んな庄内地方の人々は豚肉・味噌味に仕上げて食します。これは一般常識になりつつありますが、内陸部もさらに細分化できるのです!
最上地域では牛肉・醤油味の鍋のなかにたっぷりの山菜やきのこを、置賜地域では木綿豆腐を入れ、さらに隠し味に味噌を使うなど、それぞれの地域によって多彩な鍋に仕上げて楽しんでいます。
また、〆にうどんとカレールーを入れ、旨味の染み渡った里芋を味変して楽しむのが定番化しています。若者の間では、さらに溶けるチーズをオンする派もいるとか。
山形県民による「芋煮」への飽くなき探求は尽きることがありません。
(芋煮カレーうどん)
マウンテニア HOT TOPICS!
秋に山形を訪れて、河川敷で芋煮会を開く姿を見かけたことはありませんか。
実は、芋煮会は海外進出しています。ドイツのデュッセルドルフのライン川岸辺では毎年9月に欧州最大の芋煮会を開催しています。
海の向こうで、同じように芋煮を楽しむマウンテニアのことを想うと、美味しさが増します♪