滝の手引き

【滝】:崖からほぼ垂直方向に落下する水の流れをいいます。

 滝のでき方には大きく4種類あると言われており、1つめは火山による溶岩などで川がせき止められたもの、2つめは地殻変動などで川に段差ができたことによるもの、3つめは水の流れによって川底が次第に侵食されたもの、そして4つめが岩肌から伏流水が湧きだしたものです。
 これらのでき方と誕生した古さで、滝の大小や形態が違ってきます。
滝の形態は「直瀑」「段瀑」「分岐瀑」「渓流瀑」「潜流瀑」「滑瀑」の6つに分類されます。

滝の形態Types of Waterfall

  • 段瀑

    直瀑(ちょくばく)

    滝口から滝壺まで
    垂直に一気に落下する滝。
    落差が大きいほど迫力がある。

    直瀑

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  • 段瀑

    段瀑(だんばく)

    二段、三段といった
    階層をつくる滝。
    段差により
    変化に富んだ姿を見せる。

    段瀑

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  • 分岐瀑(ぶんきばく)

    途中でいくつかの流れに別れて落下する滝。
    繊細で優しい印象のものが多い。

    分岐瀑

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    分岐瀑
  • 渓流瀑(けいりゅうばく)

    段差のある川床を泡立つように流れる滝。
    落差が大きいもののみ「滝」と呼ぶ場合もある。

    渓流瀑

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    渓流瀑
  • 潜流瀑(せんりゅうばく)

    伏流水などが、崖の中腹などから湧き出てる滝。
    その大小にかかわらず
    神秘的。

    潜流瀑

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    潜流瀑
  • 滑瀑(かつばく)

    岩肌を滑るように流れ落ちる滝。
    水量により扇状や
    糸状になることが多い。

    滑瀑

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    滑瀑
※滝口:滝が落ち始める場所
※滝壺:滝が落ち込んで淵のように深くなっている場所

滝めぐりの注意Tips for Waterfall Tour

滝めぐりを安全に楽しむために。 ─難易度解説と必要な装備─

滝の成り立ちや種類からも分かるように、そのほとんどは山間部にあります。
滝を鑑賞できる場所へのアクセスにより、危険度や装備なども違ってきます。

  • 超初級

    鑑賞場所のすぐ近くまで車で行くことができ、駐車地から徒歩約10分以内。ドライブがてら普段着のままで楽しめる。

    超初級

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    超初級
  • 初級

    車の駐車地から徒歩約30分(往復60分)以内。鑑賞場所まで遊歩道や散策道が整備され、長袖、長ズボン、スニーカーなどの軽装備、ハイキング感覚で楽しめる。

    初級

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    初級
  • 中級

    車の駐車地から徒歩約60分(往復120分)以内。登山道が整備され、鑑賞場所までのルートが明確。日帰りの軽登山・トレッキングの服装や装備が必要。

    中級

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    中級
  • 上級

    鑑賞場所まで徒歩60分(往復120分)以上、または所要時間に関係なく、川を渡る「渡渉」や沢登り、崖登りなどが必要。ルートが明確でない箇所があり、藪こぎや迷う危険性がある。そのため、本格的な登山や沢登りの装備・技術が求められる。

    上級

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    上級
  • 超上級

    上級の条件に加え、さらに危険度が高いため、登山や沢登りの高い技術と経験、装備が求められる。
    鑑賞できるかどうか、市町村や地元山岳会への確認が必要。

    超上級

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    超上級
※着替えを必ず用意しましょう!※
※滝は言わば「落差のある川」です。近づいて鑑賞するためには「すべる」「おちる」「ぬれる」リスクへの準備が必要です。
  難易度にかかわらず、全身が濡れてしまった場合に備え、着替えを忘れずに携帯してください。