やまがた出羽百観音
観音様は詣で祈る人の願いに寄り添い、三十三の姿となってこれを救うとされています。このことにちなんで、山形県内各地域では、観音様をおまつりする三十三か所をお参りする巡礼が古くから行われてきました。
世界に誇る山形の精神文化「やまがた出羽百観音」
やまがた出羽百観音を巡る旅
最上三十三観音 第1番 若松観音の境内から、月山、葉山、朝日連峰を望む
やまがた出羽百観音とは?
「やまがた出羽百観音」とは、山形県に古くから根付く観音信仰に由来する最上・庄内・置賜の各三十三観音の総称です。旅のはじめに、観音巡礼や「やまがた出羽百観音」を構成する3つの三十三観音、お参りの際に少しだけ知っておきたいことを紹介します。
<目次>
<特集>
1 観音巡礼とは
1-1 三十三観音信仰とは?
観音様は参拝者の願いに寄り添い三十三の姿に変身し、人々を救うとされていることにちなんで三十三か所の観音堂をお参りし、二世安楽(現世と来世の安楽)を願う巡礼が古くから行われてきました。観音巡礼は全国各地に見られ、最も古く代表的なものとして今からおよそ1300年前、奈良時代に開かれたという西国三十三観音が有名です。
巡礼としては、西国三十三所(西国三十三観音)と並んで四国八十八ヶ所(四国遍路)も有名ですが、西国三十三所は観音様をお参りするもの、四国八十八ヶ所は弘法大師に由緒あるお寺をお参りするもの、というのが大きな違いです。
1-2 百観音とは?
3つの三十三観音を合わせて百観音と呼ばれているものは、全国に3つ(「日本百観音(西国、坂東、秩父)」、「東海百観音(三河、尾張、美濃)」、「やまがた出羽百観音(最上、庄内、置賜)」)ありますが、1つの県の中で完結するのが「やまがた出羽百観音」です。
三十三観音×3で99観音では?と思いますが、最上三十三観音には番外(世照観音)、庄内三十三観音には首番(荒澤寺)と番外(観音寺)があり、これらを加えた102観音をやまがた出羽百観音と称しています。
1-3 観音様とは?
正しくは観世音菩薩、または観自在菩薩といい、略して観音菩薩と呼ばれます。救いを求める人々を観察して自在に救う仏さま(菩薩)のことです。観察とは智慧(あらゆる現象とその背景を理解し、人を導くもの)によって対象を正しく見極めることをいいます。助けを求める人をよく見て、助けたい人に一番ふさわしい姿となって現れると、「法華経」の中の観世音菩薩普門品第二十五(観音経)というお経に説かれています。
お堂におまつりされている観音様に多いのは聖観音(正観音)で、他にも十一面観音や千手観音などの多くの顔や手を持ち救いの姿を表現している観音様もおまつりされています。それぞれの観音堂の御本尊である観音様は、永久秘仏として公開されていないものや普段は厨子の中に入っていて「御開帳」のときだけ、お顔を見ることができるものもあります。
そのお堂に伝わる観音様の由来や観音堂の縁起はその地域の歴史や物語と重なります。百観音それぞれに、語り継がれてきたストーリーがあり、幸せを願うそれぞれの祈りを受けとめてきた重みと今を生きる私達の想いが交錯するときが旅の始まりです。行ってみようと思ったとき、誘われて一緒に行こうかなと思ったとき、簡単な旅支度で十分です。まずは出かけてみましょう。
1-4 順番に巡る必要はあるの?
巡礼で巡るお寺・お堂のことを「札所」ともいいます。かつては参拝の証しとして「木札」をお堂の柱、天井などに打ち付けていました。この習慣が「札を打ち付ける所」=「札所」と呼ぶ由来になっています。それぞれの霊場には何番札所という番号がありますが、お参りする順はどの札所からでも構いませんし、順番通りに巡らなければならない、というルールはありません。また一度にすべてをまわらなければならない、ということもありません。自分のペースで何回かに分けて、行きたい所から自由に始められるのが三十三観音巡礼です。
もとは信仰のために始まった巡礼は、日本初の観光旅行という方もいるほど。日常を離れて、自らを見つめ仏教を体感する巡礼は、日本の伝統文化に触れ、地域の食を味わい、行き交う人々と語らい、風景を愛でる旅へと、時代とともに様々に発展したのではないでしょうか。
願いが百通りなら、旅のあり方も百通り。
観音様を巡り、いで湯や食の楽しみもそれぞれに、自分を見つめる一人旅、大切な人と心をつなぐ旅。
百人百色、旅ものがたり。
癒し、気付き、感動、安らぎに満ちた旅の原点がここにあります。
2 最上・庄内・置賜の3つの三十三観音の特徴と由来
山形県は、その地勢や江戸時代の幕藩体制のなごりから、方言や食べ物など、文化も少しずつ異なり、南から、置賜(おきたま)、村山(むらやま)、最上(もがみ)、庄内(しょうない)の4つの地域に大きく区分されています。
「やまがた出羽百観音」を構成する3つの三十三観音のうち、最上三十三観音は村山地域と最上地域に、庄内三十三観音と置賜三十三観音は、その名のとおり、庄内地域と置賜地域に札所が点在します。
1つの三十三観音をすべてまわると、自家用車でも最速で2泊3日程度はかかるといいます。
2-1 最上三十三観音
名所と重なり合う、580年の歴史ある巡礼地
第33番 庭月観音 お堂内でお参りする人々
はじまりは室町時代までさかのぼる国内有数の歴史深い巡礼地です。
山形城主最上家5代目・頼宗の美しい一人娘・光姫が、自身をめぐる争いで命を絶たれた武将を憂いて出家し、老人に姿を変えた観音様の導きにより三十三の霊場を巡ったという伝説に由来するとも伝えられます。
かつては、今の村山地域と最上地域を合わせた広いエリアを「最上」と呼んでいました。南は上山市から北は秋田県境に近い鮭川村まで、最上川沿いに点在する観音堂の佇まいは、周囲に広がる懐かしく美しい景観とともに、私たちの暮らしを見守り、心を癒してくれます。お堂に入って座ってお参りができるお堂が多く、村山地域に見られるムカサリ絵馬などの多様な絵馬が奉納されているのも特徴です。
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ムカサリ絵馬とは
ムカサリとは、方言で婚礼を意味します。結婚式の様子が描かれたムカサリ絵馬は、結婚しないで亡くなった人のために、死後の世界でのしあわせな結婚生活を願って近親者が奉納したものです。村山、最上地域に見られ、若松観音では1,300体以上が本堂や絵馬堂に奉納されています。最上三十三観音では19番黒鳥観音(東根市)がムカサリ絵馬の観音堂として知られています。
2-2 庄内三十三観音
山岳信仰の聖地から、名湯連なる海沿いへの旅路
第1番 羽黒山正善院黄金堂 お堂には観音様と出羽三山の仏様がおまつりされている
山岳信仰の聖地、羽黒山・月山・湯殿山の出羽三山。
修験者が精神の高みを目指し、日本の各所から参拝者を集めた古から続く信仰の道は、三十三観音巡礼の道に重なります。
江戸時代、羽黒山荒澤寺の大恵東水和尚らにより開かれた霊場は、一度廃止の憂き目を経て再興したものです。
霊気漂う深山からはじまり、食の恵みにあふれた庄内平野まで連なる札所は、今も多くの人々の祈りを集める、大切な心の拠りどころとなっています。観音様は、大きなお寺の本堂に御本尊と一緒におまつりされていることが多く、即身仏がまつられているお寺も3つ(第9番大日坊・第29番南岳寺・第31番注連寺)あります。
2-3 置賜三十三観音
地域で守り継ぐ素朴な霊場。花巡り、湯巡りとともに
第31番五十川観音 うっそうとした杉林の中に光射す観音堂が静かにたたずむ
かつて、置賜の地を治めた米沢藩上杉家の重臣・直江兼続の妻・お船の方は観音信仰に篤く、領地内で観音巡礼ができるよう、三十三霊場を定めたのがはじまりと伝えられています。
以来、素朴でありながらも厳かな霊場は、地域の人々の手により大切に守られ、桜をはじめとする花々とともに季節を巡る祈りの風景が、四方の山裾や、光あふれる田園地帯に点在しています。お堂の扉は閉まっているため、外から立ってお参りするお堂がほとんどです。
3 お参りの際に少しだけ知っておきたいこと
3-1 お参りにはどんな作法があるの?
3-2 持ち物や服装
3-3 各三十三観音札所会へのお問い合わせ先
さらに詳しいそれぞれの成り立ちやお参りについては公式HPをご覧ください。
最上三十三観音札所別当会 公式HP http://www.mogami33.com/
第20番 小松沢観音 0237-55-6171
第17番 長登観音 0237-74-3853
庄内札所霊場会 公式HP http://syounai33.sakura.ne.jp/index.html
第2番 羽黒山金剛樹院 0235-62-2564
置賜三十三観音札所会 公式HP https://okitama33.net/
第21番 小野川観音 0238-32-2929
3-1 お参りにはどんな作法があるの?
お参りは観音様を通して自分自身と対話する静かな時間。特別な信仰心や頭でっかちのマナーではなく丁寧な所作や周囲への思いやりが大切なのかもしれません。
ここでは各三十三観音札所会でお示ししているお参りの仕方の一例をお伝えします。
わからないことがあったら、各三十三観音札所会やご住職にお尋ねしてみてもいいですね。
1 山門で合掌し一礼して入る
置賜三十三観音第19番 笹野観音の山門(仁王門)
2 水屋があるところでは手を洗い口を清める
※新型コロナウイルス感染症対策により、使用できない場合があります
置賜三十三観音第8番 深山観音の水屋
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清め方の手順
1.右手で柄杓(ひしゃく)に水を汲む
2.左手を洗う
3.持ち替えて右手を洗う
4.左手に水を受けて、口をすすぐ
5.口につけた左手を再度洗う
6.柄杓を立てて柄を洗う
※ 口をすすぐ際には、柄杓に直接口をつけないようにしましょう。
※ 手に注いだ水や口をすすいだ水は排水溝や水盤の外に流すようにしましょう。
3 外に線香台や灯明台があるところはお線香や灯明(ろうそく)を灯す
最上三十三観音第1番 若松観音の香炉
火を灯した時は、忘れずにお灯明を消していきましょう。また、札所によっては失火を防ぐため、灯明や線香が禁止のところもあります。指示には必ず従いましょう
4 お賽銭をあげ、鰐口(わにぐち)を鳴らす
置賜三十三観音第19番 笹野観音のお堂の鰐口
5 参拝
庄内三十三観音第25番 明石山龍宮寺 御詠歌や御真言が掲げてある
最上と庄内は堂内での参拝ですが、置賜は堂外から参拝します。
観音堂内に、線香台や灯明台があるところは、線香や灯明を灯したあと、衣服と呼吸を整えて、心を落ち着かせたら手を合わせて合掌します。
お経をお唱えできる方は、お唱えします。それぞれの観音様を讃える和歌である御詠歌や御真言(本尊名号)はお堂に掛けてあることも多いので、心の中で唱えてみることから始めてもいいでしょう。
繰り返しますが、札所によっては失火を防ぐため、灯明や線香が禁止のところもあります。指示には必ず従いましょう。灯明は忘れずに消していきましょう。
6 納札を観音堂の定められた場所に納める
最上三十三観音第33番 庭月観音 観音堂の前に貼るスペースが設けられている
札所ごとに所定の場所に置いたり、貼るように指示がありますので、それに従って納めるようにしましょう。
7 御朱印所(納経所)で御朱印をいただく
最上三十三観音第1番 若松観音の御朱印所 様々な巡礼グッズが並ぶ
観音堂と御朱印所が離れているところやお参りした人がセルフで御朱印を押すところなど、様々ですので受付時間等を各三十三観音札所会の公式サイト、パンフレット等で事前に調べていくことをおすすめします。
なお、それぞれのアクセスについて調べるには、地点表示情報を整備しておりますGoogleマップが便利です。ぜひご活用ください。
8 山門で振り返り合掌し、一礼して境内を出ます
3-2 持ち物や服装
長い歴史を持つ巡礼には、伝統的な服装や持ち物があり、それぞれに意味があるといいます。とはいえ、服装も四国八十八ヶ所では、いわゆる白装束の伝統的なスタイルも見かけますが、観音巡礼では私服か、私服に白衣を羽織っただけの方が多いのではないでしょうか。伝統的なスタイルを全部そろえて意気込むのもよし、ですが、まずはお参りの証しとして各三十三観音の専用のオリジナル御朱印帳から始めてみてはいかがでしょうか。
御朱印帳(納経帳)
左から置賜、最上、庄内三十三観音の御朱印帳
お参りの際に、写経を納め、その証しとして帳面に朱印をいただいたものが始まりです。お参りの証しですので観音様に手を合わせてから御朱印所でいただくようにしましょう。朱印料(納経料)は最上、庄内、置賜それぞれで統一していますので金額を確認しておつりのないように準備しましょう。
もう少し、本格的にそろえてみたいという方へ
納札(おさめふだ)
納札の一例
納札とは、巡礼の願いを記したもので、名前・住所・願い事などを書いて、各札所に一体ずつ納めます。札所ごとに所定の場所に置いたり、貼るように指示がありますので、それに従って納めるようにしましょう。
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最上三十三観音では巡礼の回数によって納札の色が変わります。
1・2回:白紙 3回:板札 4回:赤紙 5回:黄紙 6回:青紙 7回:紫紙
8・9回:銀紙 10回:金紙
昔の巡礼は徒歩で14~15日は要したことを考えると回数を重ねて巡礼することは体力的にも経済的にも容易でないことがわかります。そのような困難を乗り越え金札を納める人にあやかりたいと、見つけた人が持ち帰り大事にするのも、最上ならではの習わしです。
とはいえ、金札を探し回るのはみっともないので、ほどほどに。
笈摺(おいずり)
赤は両親のある人、など色により違いがあるとされる
現在、笈摺は御朱印を押していただき、死後の旅路に着けるものとされています。なお、最上三十三観音では33番庭月観音に笈摺が奉納されていますので、その由来を調べたりお聞きしてみるのもいいですね。
数珠(念珠)、灯明、経本、服装など
菅笠や白衣、金剛杖など本格的にそろえることもできる
数珠は仏さまに手を合わせるときに使うもので、普段使っているものでかまいません。ろうそくや線香は、その場で購入できるところもありますがそうでないところもあるので準備していると安心です。
経本はお経を唱える際は必須のアイテムですが、服装などと合わせて本格的にトライしたいと思ったらそろえてみてはどうでしょうか。
各三十三観音のオリジナルの御朱印帳や納札などはどこで手に入るの?
最上三十三観音であれば、第1番若松観音や第16番長岡観音など、庄内三十三観音は第2番金剛樹院、置賜三十三観音は武蔵屋(南陽市0238-43-2502)での取扱いとなります。詳しくは、各札所会におたずねください。
最後に
・服装に決まりはありませんが、清潔感のある服装がいいでしょう。気持ちも引き締まりますね。
・石段を登ったり、参道のコケなどで滑りやすいところもありますので歩きやすい靴で出かけましょう。
・火気厳禁の場所では絶対に灯明や線香はあげないようにしましょう。
動画の撮影地について
※ 撮影時にお聞きした内容などをもとに見どころを御紹介します
1 最上三十三観音第1番若松観音
縁結びの観音様として広く知られており、男女の縁、健康、家門繁栄、商売繁盛を願い、良縁を求めて参拝客が訪れます。国指定の重要文化財の「板絵著色神馬図」をはじめ、多くの絵馬が奉納されており、絵馬の宝庫としても広く知られています。観音堂は国指定の重要文化財です。
2 置賜三十三観音第8番深山観音
鳥居をくぐり、せせらぎを聞きながら苔むした108段の石段を登って行くと現れる室町時代後期に建てられた観音堂。茅葺き屋根が美しくころんとした造形はかわいらしさを感じさせますが、実際の大きさに驚きます。こちらの観音堂も国指定の重要文化財です。お堂のある白鷹町深山地区は深山和紙の産地であり、伝統の技が受け継がれています。
3 庄内三十三観音第1番羽黒山正善院
お堂は御本尊の三十三体の観音様が黄金色に映えるところから、黄金堂(こがねどう)といい、古くは羽黒山上の大金堂(だいこんどう・旧羽黒山寂光寺金堂・現在の三神合祭殿)に対して麓の小金堂(しょうこんどう)と呼ばれていたと伝わります。国指定の重要文化財であるお堂は、安土桃山時代に上杉家重臣・直江兼続らが大修復を行い、明治初期の神仏分離令の後は羽黒山内のお堂にまつられていた貴重な仏像が運び込まれました。お参りの際は堂内と境内にて出羽三山の世界を体感してほしい、とのこと。
4 庄内三十三観音第12番洞瀧山總光寺
歴史ある城下町の町並みや文化を残す酒田市松山地区にある總光寺。庄内松山城大手門のある松山歴史公園から庄内平野を見渡す眺海の森に上って行くとお寺のシンボルであるきのこ杉の参道が見えてきます。樹齢400年の県指定天然記念物きのこ杉が両側に並ぶ参道を歩いていくと豪壮な構えの山門が迎えてくれます。国の名勝に指定されている庭園「蓬莱園」もお見逃しなく。
5 最上三十三観音第2番山寺観音
芭蕉の句「閑さや岩にしみ入る蝉の声」で知られる山寺立石寺の門前を通り、東へ約1キロの地「峯の浦」の入り口に観音堂があります。峯の浦は山寺千手院・垂水遺跡・城岩七岩・修験場などを含むエリアを指します。映像にもある垂水遺跡の神秘的な雰囲気を味わう前に、心を整えるようにお参りしてみてはいかがでしょう。垂水遺跡へは観音堂から散策路を歩いて15分ほどです。
6 置賜三十三観音第19番笹野観音
別名あじさい寺ともいわれる笹野観音。県の重要文化財に指定されているお堂は歴代の米沢藩主が再建や修復を重ねたもので、勇壮な茅葺屋根や彫刻の迫力に圧倒されます。境内の仁王門や約5メートルの延命地蔵菩薩、前住職が高野山と四国八十八ヶ所を巡拝し、持ち帰った聖地の石を堂内にめぐらした弘法大師堂も見どころです。
7 庄内三十三観音第25番明石山龍宮寺
クラゲの展示種類数世界一の鶴岡市立加茂水族館から車で5分ほど、加茂港を望む海沿いの高台にある龍宮寺。日の入りの20分ほど前から、日本海に沈む夕日に照らし出された境内や裏山、湾が光を帯び、別世界のような輝きを放ちます。
番外 2泊3日モデルコース、パンフレットなど
最上三十三観音
最上三十三観音 2泊3日モデルコース ※車で移動の場合
《1日目》
(1) 若松→(2)山寺→(3)千手堂→(4)圓應寺→(5)唐松→(6)平清水→(7)岩波→(8)六椹→(9)松尾山→(10)上ノ山→(11)高松→(12)長谷堂→(13)三河村→(14)岡村→(15)落裳→(16)長岡→(17)長登→(18)岩木→かみのやま温泉・寒河江温泉・東根温泉・天童温泉泊
《2日目》
(19)黒鳥→(20)小松沢→(21)五十沢→(28)塩ノ沢→(26)川前→(27)深堀→(29)大石田→(25)尾花沢→(24)上ノ畑→(23)六沢→(22)延沢→(30)丹生村→銀山温泉・赤倉温泉・瀬見温泉泊
《3日目》
(31)富沢→(番外)世照→(32)太郎田→(33)庭月→結願
※最上三十三札所・出羽百観音を結願した場合、庭月(第33番札所)などにて、個別に結願証等を発行しております。詳しくは各札所へお問い合わせください。
関連資料
庄内三十三観音
庄内三十三観音 2泊3日モデルコース ※車で移動の場合
《1日目》
(2)羽黒山・金剛樹院→(1)羽黒山・正善院→(首番)羽黒山・荒澤寺→(5)桃林山・永鷲寺→(3)長瀧山・善光寺→(6)白孤山・光星寺→(24)萬歳山・冷岩寺→(7)寺尾山・法光院→(31)湯殿山・注連寺→(9)湯殿山総本寺・大網大日坊→(32)太白山・吉祥寺→湯野浜温泉・湯田川温泉泊
《2日目》
(25)明石山・龍宮寺→(8)椙尾山・地蔵院→(26)大日山・長福寺→(27)大日山・井岡寺→(29)修行山・南岳寺→(28)新山・龍覚寺→(33)金峯山・青龍寺→(30)高寺山・照光寺→(4)福地山・長現寺→(23)光国山・勝伝寺→(22)清流山・洞泉寺→(14)梅枝山・乗慶寺→湯野浜温泉・湯田川温泉泊
《3日目》
(17)薬王山・東光寺→(13)東林山・宝藏寺→(12)洞瀧山・總光寺→(15)本居山・龍澤寺→(18)生石山・延命寺→(11)見龍山・円通寺→(19)鳥海山・龍頭寺→(16)松河山・海禅寺→(21)鳥海山・松葉寺→(10)良茂山・持地院→(20)春王山・光国寺→(番外)慶光山・観音寺→結願
※各札所で御朱印を押せない場合は、金剛樹院(第2番札所)へ問い合わせください。
※庄内三十三観音または出羽百観音を結願した場合、結願札所の湯殿山総本寺(第9番札所)、青龍寺(第33番札所)にて結願証をお渡ししております。(納経料:1,000円)
また、庄内三十三観音結願印(無料)については、以下の札所で押印頂けます。
・金剛樹院(第2番札所)
・湯殿山総本寺(第9番札所)
・冷岩寺(第24番札所)
・青龍寺(第33番札所)
事前に札所会事務局(第2番札所 金剛樹院(TEL.0235-62-2564)へお問い合わせください。
関連資料
置賜三十三観音
置賜三十三観音 2泊3日モデルコース ※車で移動の場合
《1日目》
(28)宮崎観音→(14)置霊観音→(2)高峰観音→(11)萩生観音→(4)中村観音→(3)黒沢観音→(6)時庭観音→(5)九野本観音→(17)芦沢観音→(18)新山観音→(30)長谷観音→(12)赤湯聖観音→赤湯温泉泊
《2日目》
(32)森観音→(31)五十川観音→(22)広野観音→(9)杉沢観音→(29)松岡観音→(13)関寺観音→(20)仏坂観音→(27)高岡観音→(8)深山観音→(16)鮎貝観音→(7)高玉観音→(10)宮の観音→小野川温泉泊
《3日目》
(21)小野川観音→(25)赤芝観音→(1)上小菅観音→(26)遠山観音→(19)笹野観音→(15)火の目観音→(24)桑山観音→(23)川井観音→(33)戸塚山観音→結願
※置賜三十三札所を結願した場合、小野川観音(第21番札所)にて結願証をお渡ししております。(納経料:1,000円)詳しくは小野川観音(宝珠寺事務所 TEL.0238-32-2929)へお問い合わせください。