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ラーメン県そば王国やまがた

山形県は、ラーメン、そば、麦切など、おいしい麺類であふれています。今回は、その中でも山形県が特にオススメするラーメンとそばについてご紹介します。





山形県のラーメン

 山形県は、村山・最上・置賜・庄内の4つの地域に分かれますが、各々の地域には特徴的なラーメンがあります。

 村山地域はまろやかな甘味が特徴の牛骨スープを使ったラーメンのほか、暑い夏場でもひんやり食べられる「冷たいラーメン」。最上地域は思いのほかあっさりして食感が楽しい“とりもつ”をトッピングした「とりもつラーメン」。置賜地域は鶏ガラスープに細い手揉み縮れ麺が特徴の「米沢ラーメン」や、味噌ベースのスープに中太縮れ麺で唐辛子の入った辛味噌がのった「赤湯ラーメン」。庄内地域は魚介系スープに自家製麺を合わせた「酒田のラーメン」。

 他にも、そば店が提供するラーメンや馬肉ラーメンなど、さまざまな種類のラーメンが楽しめます。その中でも特徴的なラーメンをご紹介します。ぜひ自分のお気に入りの一杯を見つけてみてください。


山形県のそばについてはこちら



冷たいラーメン

スープも麺も冷たく、氷を浮かべることもあるラーメンで、山形の暑い夏にぴったりです。醤油味が一般的で、冷やし中華とは違い甘酸っぱくない、出汁の効いたたっぷりのスープに麺が浸されているのが特徴です。

とりもつラーメン

新庄市民に長年愛される「とりもつラーメン」。ある店舗の常連客が別々に提供されていたラーメンととりもつの煮込みを合わせて考案したメニューが始まりだったとも言われています。あっさりめの醤油スープととりもつの煮込みの絶妙なバランスがくせになるラーメンです。

米沢ラーメン

「米沢ラーメン」の基本は鶏ガラと煮干しベース。毎日食べても飽きのこないあっさりスープと独特の食感を持つ手もみ縮れ細麺が特徴です。同じ置賜地域の南陽市では、味噌ラーメンに辛みそがトッピングされた「赤湯ラーメン」も人気です。

酒田のラーメン

煮干しやトビウオ、昆布などの魚介出汁スープをベースに豚骨や鶏ガラ等の動物系出汁の旨味とコクを合わせた、さっぱりとしつつも芳醇な旨味と香りが広がるスープと自家製麺が特徴です。「酒田のラーメン」は文化庁の100年フードとして認定されました。

また、令和5年度に初開催の「日本ご当地ラーメン総選挙」において、優勝しました。

※地域で世代を超えて受け継がれてきた食文化を継承していくことを目指す取組として文化庁が認定するもの

Column

山形のラーメン文化

 山形県には、そば屋でも中華そば(ラーメン)がメニューに入っているお店が多くあり、県民にとってラーメンは身近な存在です。また、自宅にお客様がいらっしゃったときは「おもてなし」としてラーメンの出前を振る舞う風習があるのも、山形県ならではです。


【県民の方よりご紹介いただいたエピソード】


○私が子供の頃、午前中のお客さんが昼近くまでいらっしゃると、必ず出前でラーメンを取ってご馳走したものです。

○お客さんが「もうこんな時間だ!お昼だから帰るよ。」と、帰ろうとすると、母は「あら!今、ラーメンを注文したから、食べてってけろ!」と言って引き止めたものでした。

○母は、私の分もラーメンを注文してくれるので、子供の頃の私は、午前中の来客があると「やったぁ!ラーメンだぁ!」と嬉しくて、お客さんの顔がラーメンに見えるようでした。

○お客さんも、お寿司なら恐縮して遠慮してしまうかもしれませんが、ラーメンなら断れない。スグ食べないと伸びてしまうので、注文されたら、遠慮せず御馳走になれるラーメン!山形県民のさり気ない気配りと、おもてなしの気持ち。ご馳走と言っても、飾り気のないシンプルな醤油ラーメン。山形市のラーメン消費額が1位なのも、そのDNAからくるものなのかもしれません。

○出前のラーメンは、山形のやさしさが詰まったご馳走です。

山形県のそば

 山形県はそば処として全国的にも知られ、地元はもちろん県外のそばファンから支持を得ています。老舗や名店が数多く存在しており、昔ながらの素朴な店構えや職人気質の主人による、伝統に培われた「打ち方」「茹で方」「つゆ」、素材へのこだわりなど、豊かで個性あふれた美味しさがあります。

 杉の柾目の板で作った浅い箱に蕎麦を盛り付けることから名づけられた「板そば」、歯ごたえのある親鶏とネギがメインの具で、鶏骨だしの冷たいつゆがかかっている「冷たい肉そば」、出盛りの山菜やきのこがたっぷりと入った鉄鍋の中に、茹で上がったそばを入れながら食べる「月山山菜そば」など、山形ならではのそば文化があり、県内各地の「そば街道」において、様々な食べ方を楽しむことができます。

板そば

山形県では古くからそばの栽培が盛んで、親戚や近隣の家にそばを振る舞う「そば振る舞い」という風習がありました。多人数でそばをつつくのに一度に盛れて便利が良いことと、留守の家人への土産として箱に持たせたのが「板そば」の発祥とされています。そばの太さは細いものから極太のものまで、お店によってさまざまな種類の「板そば」が楽しめます。

月山山菜そば

「月山山菜そば」は西川町の名物料理で、地域の資源である山菜を活かし、それに月山の麓の湧き水で打つそばを融合させた山菜そば料理を創出できないかと、老舗の山菜料理店の主人が考え、製麺業者と試行錯誤を繰り返したことが始まりです。山菜汁の鉄鍋や器なども統一されていますが、山菜の種類や小鉢の内容等はお店によって違い、様々な味わいを楽しむことができます。

冷たい肉そば

コシの強い田舎そばに、鶏肉からダシをとった甘じょっぱいタレをかけ、親鶏のチャーシューと小口に刻んだネギを載せる「冷たい肉そば」は、河北町の名物料理です。近年ではB級ご当地グルメとしても注目を浴び、河北町だけでなく県内各地で「冷たい肉そば」を食べることができます。

LINE公式アカウント「ラーメン県そば王国やまがた」サポーターズクラブがオープンしました

山形県では、やまがたのラーメンやそばの魅力を広く発信するLINE公式アカウント「ラーメン県そば王国やまがた」サポーターズクラブを開設しました。県内各地のラーメン・そば情報やラーメン・そばに関するイベント情報など、広く発信してまいりますので、ぜひこの機会に登録してみてください。 



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