やまがたへの旅 - 山形県観光情報ポータルサイト

最上三十三観音 第28番 塩ノ沢観音（曹洞宗 塩沢山 曹源院）について

■百物語（由来・歴史）

四位少将師興朝臣がお堂を建立し、千手観音を奉安したのが始まりといわれる。師興の子孫・日野備中守が塩ノ沢山に館を築き、このあたり一帯を治めていたが、最上義光に従っていた延沢能登守に攻められ、備中守は滅んだ。
本尊の千手観世音菩薩と山門の仁王像は慈覚大師の作と言い伝えられる。

■御利益

無病息災

■おすすめポイント

本尊千手観音様の千本の手はどのような衆生をももらさず救済しようとする観音の慈悲と広大さを表しているといわれている。
歌人・斉藤茂吉が度々観音堂を訪れて「ひとりにてしばしばも来し塩の沢観音力よわれをな忘れそ」の歌等が詠まれている。
徒歩圏内には最上川舟運で賑わった象徴である大石田塀蔵がある。
あったまりランド深掘り（温泉）
仏舎利塔のある向川寺
おいしいお蕎麦屋さんがたくさんある。
「最上川千本だんご」のお店が有名。

■御本尊

千手観世音菩薩