石水山 西光寺(時宗)/ 最上三十三観音 第29番 大石田観音
おおいしだ
最上三十三観音 第29番 大石田観音(時宗 石水山 西光寺)について
■百物語(由来・歴史)
昔、この町に細川甚兵衛という観音信者がいた。その子・仙太が最上川で釣りをしていると波間にまぶしい光が見え、不思議に思い釣り竿でたぐり寄せてみると一体の観音像だった。日頃、父が信心している観音であると悟った仙太は自宅へ持ち帰ったが、家が貧しいために粗末にしてはいけないと思い西念寺へ移した。それが大石田観音の本尊である。
西光寺は宝徳3年(1451年)山形市光明寺の七世達心の開山。
入口にある高さ5メートル近い仁王像のまたをくぐれば子どものハシカが軽く済み、災難除け、知恵の発達が早いといわれている。
■御利益
諸願成就
■おすすめポイント
境内には芭蕉の句碑や山形県民歌(昭和天皇)の碑がある。
門前に近年名物となった「最上川千本だんご」がある。
最上川舟運の名残である常夜灯がある。
■御本尊
聖観世音菩薩
基本情報
- 住所
- 山形県大石田町字大石田乙692-1
- アクセス
- JR大石田駅より徒歩10分
- 駐車場
- 大型は参道入口路上駐車、
小型は境内に駐車 - ウェブサイト
- 最上三十三観音公式HP
- 備考
- 御朱印:西光寺
- 電話番号
- 0237(35)2364