恵日山 慈眼院(天台宗)/ 最上三十三観音 第18番 岩木観音
いわき最上三十三観音 第18番 岩木観音(天台宗 恵日山 慈眼院)について
■百物語(由来・歴史)
その昔、諸国行脚の僧が、一体の観音立像をこの山中に納めて立ち去った。その後通りかかった木こりが観音像を発見し家に持ち帰ったが、仏縁を深く感じて出家し、名を教円坊と改め岩木山中腹にお堂を建立。慈眼院と名づけ観音像を安置したといわれる。
参道脇には今では珍しい手押し式のポンプがあり、冷たい井戸水で手を浄めてお参りすることができる。
■御利益
子宝・安産祈願
■おすすめポイント
慈母観音
観音本尊向かって左脇には慈母観音が脇仏となり、子宝と安産祈願の慈母観音が安置され、県外からも子宝祈願スポットとして参拝されています。
延命地蔵尊
境内には延命地蔵尊が祀られています。
旧正月の護摩祈祷
毎年旧正月の元旦から三日間は家内安全、合格祈願、身体健康、病気平癒、子授祈願、良縁祈願等の護摩祈祷をします。
四季
境内は春には桜、秋には紅葉が美しく、6月からは参道脇には純白の紫陽花や山百合など、さまざまな花が咲き誇り、みちのくのここにしかない四季の風景がご覧いただけます。
紅花資料館
最上川に育まれた河北町は、紅花の一大集荷場として上方と最上川舟運交易により栄えました。今も色濃く残る紅花資料館は南西600メートルに位置しています。
眺望の丘
観音堂裏山北西部の約500メートル先には山形盆地を一望できる丘陵地があり、山間広場には展望台から最上川と蔵王山など奥羽山脈を一望でき、春から秋にかけ盆地の風景の移り変わりを楽しめます。
■御本尊
聖観世音菩薩
基本情報
- 住所
- 山形県河北町大字岩木570
- アクセス
- JR寒河江駅より車20分
JRさくらんぼ東根駅より車20分 - 駐車場
- 大型、小型とも
納経所前に駐車スペース有り - 備考
- 御朱印:慈眼院
- 電話番号
- 0237(72)3191