守国山 吉祥院(天台宗)/ 最上三十三観音 第3番 千手堂観音
せんじゅどう最上三十三観音 第3番 千手堂観音(天台宗 守国山 吉祥院)について
■百物語(由来・歴史)
奈良時代、天平の頃、この地方に悪性の伝染病が蔓延し、それを重く見た朝廷は防止と救済のため行基を派遣した。行基が三体の仏像を刻み、千手観世音菩薩に病気平癒を祈願したところ発病者は減退し住民の生活が安定したといわれる。
ご本尊は国の重要指定文化財に指定され、享禄4年(1531)の火災・焼失を免れた縁起のいい観音様として信仰を集めている。
■御利益
信仰心
心の安穏
■おすすめポイント
奥之院に奉納されている三尊(千手観音・薬師如来・阿弥陀如来)
三条実美太政大臣が記した「出羽一佛」の扁額
最上義光が奉納したご詠歌の額
ご詠歌にも記されている境内の豊かな木々や草花
蓮池
■その他のおすすめ情報
観音・薬師・阿弥陀という本地仏の組み合わせ、すなわち三尊は今を生きる人々の不安や悩みを和らげるためのこれ以上望みようのない強力な布陣です。現世での幸せや病苦などの回避を願って観音と薬師に来世の安穏を願って阿弥陀にぜひ祈りを捧げてみませんか。
■御本尊
千手観世音菩薩
基本情報
- 住所
- 山形県山形市大字千手堂509
- アクセス
- JR南出羽駅より徒歩10分
JR漆山駅より徒歩15分 - 駐車場
- 門前に大型・小型とも
駐車スペース有り - ウェブサイト
- 最上三十三観音公式HP
- ウェブサイト
- 吉祥院公式HP
- 備考
- 御朱印:寺務所
- 電話番号
- 023(684)8026