唐松山 護国寺(曹洞宗)/ 最上三十三観音 第5番 唐松観音
からまつ最上三十三観音 第5番 唐松観音(曹洞宗 唐松山 護国寺)について
■百物語(由来・歴史)
平安時代に平清水の住人・森山某の妻が戦死した夫の冥福を祈り開山したといわれる。また、京都一条殿の豊丸姫が旅の途中で当地に住む炭焼き藤太と大恋愛の末結ばれ、末永い幸せを願って観音像を洞窟に安置したのがはじまりという説もある。京都の清水寺を真似て建立したお堂は山の中腹にあり、眼下に山形市内を望める。
■御利益
諸願成就(なんでも願い事が叶うとされている)
■おすすめポイント
石鳥居の左手に延命地蔵尊、庚申塔、水神塔、観音堂の下、参道左側に稚児地蔵尊、上方に水難除地蔵尊がある。
御堂は県内唯一の懸崖造りの建物で寛文元年、山形城主・松平下総守忠弘が唐松山護国寺と命名し、山形城の守護仏とされました。その後、山形市内の有志によって改築され山形市街十景の一つとなっています。
京都の豊丸姫の念持仏を岩窟にお祀りしたとされる。
宝沢の炭焼藤太の伝説や周辺に不動滝・多数の神社もあり、千有余年前から信仰の土地柄であったと推察されます。
■御本尊
聖観世音菩薩
基本情報
- 住所
- 山形県山形市大字釈迦堂7
- アクセス
- JR山形駅よりバス(宝沢・関沢・防原行)
唐松観音下車、徒歩10分 - 駐車場
- 境内近くの唐松橋際、
大型・小型とも駐車スペース有り - ウェブサイト
- 最上三十三観音公式HP
- 備考
- 御朱印:売店(寺務所)寺務所留守の場合は別当宅 釈迦堂7番地
- 電話番号
- 023(629)2405(寺務所) 023(629)2313(別当・石井宅)