【イベント情報】黒森歌舞伎 正月公演
江戸時代中期の享保年間から、黒森地区の日枝神社の祭礼に奉納されたといわれている
農民歌舞伎で280年以上もの間継承されてきました。
雪の中で観ることから「雪中芝居」「寒中芝居」といわれ、出し物が多いこと、
スケールの大きいことは全国屈指です。
東北二大農村歌舞伎として「冬の黒森、夏の檜枝岐(ひのえまた)(福島県)」と称されています。
コロナ禍の影響で延期や中止を余儀なくされ、なかなか活動できずにおりましたが、
3年ぶりに正月公演を行います。
今年の演目は平成15年以来20年ぶりの「昔談柄三荘太夫(むかしがたりさんしょうだゆう)」です。
黒森以外では演じられていない珍しい演目ですので、この機会にぜひご覧ください。
↑平成15年演目「昔談柄三荘太夫」の写真です。
迫力があって素敵です。今年はこれと同じものをご覧になることができます。
〈日 時〉令和5年2月15日(水)・17日(金)
10:00~少年太鼓、神楽、神事、三番叟
12:00~少年歌舞伎『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』より
「稲瀬川勢揃いの場」
13:00~本狂言『昔談柄三荘太夫』より「丹後の国南山の場」、「三荘太夫屋敷の場」
※屋外での観覧ですので、防寒対策が必要です。
※観覧席はマスク着用の上、入り口で消毒をお願いします。
〈会 場〉黒森日枝神社境内(酒田市黒森村中47)
〈お問合せ〉酒田市社会教育文化課文化財係
TEL:0234-24-2994