冬の楽しみ：雪が作る幻想的な世界
雪が舞い散る寒い山形県だからこそできる貴重な体験はいかがですか。雪と戯れながら絶景を見れば、寒さなんて吹き飛んでしまうはずです。
自然が作る雪の芸術品「樹氷」
全国的にも珍しい樹氷群を鑑賞できる蔵王。樹氷鑑賞ができる時期は、12月下旬～3月上旬頃まで。人の背丈を優に超える迫力満点の姿はまさに芸術。白銀に輝く樹氷の美しさに惚れ惚れしてしまいます。夜にはライトアップされ、より一層幻想的な雰囲気に。樹氷群の中を特殊雪上車で進むツアーも人気です。
滝が凍り付く自然現象「氷瀑」
1月中旬～2月中旬の厳寒期にだけ見られる滝が凍り付く自然現象・氷瀑。山形県でも「玉簾の滝」で鑑賞することができます。青白く輝くその風景は、神秘的な輝きで寒さを忘れてしまうほどの美しさです。しかしその時期は最も寒い時。防寒着はもちろん、長靴やかんじきなどの冬の装備はお忘れなく！
幻想的な夜にうっとり「上杉雪灯篭まつり」
毎年2月第2土曜日と日曜日の2日間開催される山形県の冬の風物詩「上杉雪灯篭まつり」。城下町米沢の松が岬公園内に雪で作られた灯篭やぼんぼりが設置され、日没を迎えた頃には火が灯されます。ろうそくの明かりが優しくゆらゆらと揺らめく様子は、可愛らしく心も癒されてくるようです。
幻想的な宿場町が現れる「雪旅籠の灯り」
月山志津温泉では、2月下旬と3月上旬「雪旅籠の灯り」が開催されます。趣のある旅籠が雪で再現され、何軒も立ち並ぶ光景は昔の宿場町の雰囲気が蘇ったかのようで、思わず立ち止まって見入ってしまうほどの景色です。
絶景を見ながらスキー＆スノーボード三昧
山形県でスノースポーツを楽しむなら山形新幹線と路線バスで行ける「蔵王温泉スキー場」がおすすめ。東北最大級の敷地面積を誇るスノーリゾートの中には、大迫力の樹氷のそばを滑ることのできるゲレンデも。大パノラマの絶景を見ながらスキー＆スノーボードを楽しみませんか。
Column
え！？4月にオープンするスキー場！？
冬場は雪が多すぎてオープンできない「月山スキー場」。他のスキー場がクローズする4月にシーズンを迎え、青空が広がりブナの新緑が彩を添える暖かい気候の中で爽快にスキーを楽しむことができます。他ではできない特別な夏スキーを体験をしてみませんか。
