蔵王の樹氷
ざおうのじゅひょうモコモコに育ったスノーモンスター「蔵王の樹氷」に会いに行こう!
樹氷は限られた地域にしか見られない、全国的にも珍しいもの。
「蔵王の樹氷」は、霧状になった氷点下の水滴(過冷却水滴)を含んだ季節風が、オオシラビソ(アオモリトドマツ)の木々にぶつかり瞬間的に凍り付くことで大きく成長していきます。
独特な形状で大きく成長した樹氷群は、自然がつくり出すアートのようでもあり、愛嬌あるモンスターのようでもあります。
樹氷の楽しみ方は、「ロープウェイで」「ウィンタースポーツを兼ねて」「ライトアップを」「夜の樹氷を雪上車で」とさまざま。
定番の観賞方法は「蔵王ロープウェイ」。山麓線と山頂線の2線を乗り継いで樹氷ができる地蔵山頂駅へ。スキーやスノーボードをしなくても乗車OK。
シーズンには「樹氷ライトアップ」が開催され、夜の樹氷を楽しむこともできます。多彩なライトに照らし出された樹氷群が織りなす風景は、異世界に迷い込んだかのよう。
蔵王ロープウェイから雪上車「ナイトクルーザー号」に乗って観賞する「樹氷幻想回廊ツアー」に参加する手も。
また、蔵王温泉スキー場内には「樹氷原コース」があり、日中、樹氷を眺めながらスキーやスノーボードで爽快に滑ることもできます。
樹氷のシーズンは例年12月下旬~2月下旬頃。気象条件によって見られる時期が変わるため、最新情報は各サービスの予約時に確認を。
基本情報
- 住所
- 山形県山形市蔵王連峰 地蔵岳山頂付近
- アクセス
- JR山形駅から蔵王温泉バスターミナルまで路線バスで約40分、下車後徒歩約15分で蔵王ロープウェイ山麓駅へ。その後、蔵王ロープウェイ利用(山麓駅~樹氷高原駅~地蔵山頂駅)
- ウェブサイト
- 蔵王ロープウェイ「樹氷・樹氷ライトアップ」
- ウェブサイト
- 山形県「山形ものがたり『蔵王の樹氷』」
- ウェブサイト
- 世界の蔵王プロジェクト実行委員会「蔵王の樹氷」
- ウェブサイト
- 蔵王温泉マウンテン&スノーリゾート
- ウェブサイト
- 山形県「樹氷復活県民会議」
- 備考
- 樹氷復活県民会議(山形県環境エネルギー部みどり自然課) 023-630-2207
- 問い合わせ先
- 蔵王ロープウェイ
- 電話番号
- 023-694-9518