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【2024年版】やまがた景観物語~自然が育む美の形~

森林が7割も占める、自然豊かな山形県。そんな山形には、見る人を魅了するような景色が各所に散りばめられていることをご存じでしょうか。


今回は、写真が好きな方やディープに山形旅行を楽しみたい方、必見!やまがた景観物語100を監修している山形県庁の県土を知り尽くしたプロである県土利用政策課のご担当者(以後、担当者)が厳選した「景観10選」をご紹介します。


知ればもっと山形が好きになる。やまがたの景観の世界へようこそ。

蔵王ロープウェイ 地蔵山頂駅からみる樹氷群

山形県を代表するスキー場である蔵王。ウィンタースポーツはもちろん、日本屈指の古湯で豊富な湯量と強酸性の硫黄泉が特徴の温泉地でもあります。そんな蔵王でしかみれない冬の光景が「蔵王の樹氷」。


樹氷は、東北地方の奥羽山脈の一部の山域でしか確認されない非常に珍しい現象です。海外でもはっきりとした報告例はなく、「スノーモンスター」と呼ばれ、海外からの旅行者も後を絶ちません。


そんな樹氷は、まさに氷と雪が織りなす芸術。凍えるような寒さとピンと張る空気の中みる圧倒的で迫力の造形美はまさに圧巻です。


どこでみても綺麗で壮大な樹氷ですが、担当者のおすすめは、蔵王ロープウェイを登った終着駅「地蔵山頂駅」からみる樹氷群。スキーやスノーボードに乗らずとも山頂を目指せるため、旅行者や年齢問わず楽しめます。


その最盛期は、1月下旬から2月下旬頃までとされ、シーズン中は、ライトアップもされますよ。漆黒の夜に色鮮やかに映し出される樹氷は、また違った表情を私たちに見せてくれるでしょう。


日中の雪に反射する太陽の中に堂々と佇む樹氷と夜の闇夜に浮かぶあたたかな樹氷を見比べるのもいいですね。

Column

蔵王の樹氷があぶない?!

樹氷になる木「オオシラビソ(アオモリトドマツ)」。害虫被害と地球温暖化で年々減少しているのです。近い将来、今までのような「蔵王の樹氷」が見られなくなってしまうかもしれません。皆さんが訪れて、その姿を観てくださることで、保全活動へ繋がります。「観ること」「知ること」が蔵王の樹氷を守る第一歩!

蔵王の樹氷があぶない?!

【4K空撮】蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅からみる樹氷群

神秘的な空間 峯の浦・垂水遺跡

山形の観光名所である「山寺」(正式名称:宝珠山立石寺)。参道となる1,015段もの石段を登れば煩悩が消えると言われ、その道のりには美しい景観が広がります。


そのさらに奥地に「峯の浦」と呼ばれる場所があります。峯の浦は、山寺を開山した慈覚円仁大師が山寺の構想を練った場所とされております。


大正時代までは、修験者が訪れていたというから驚きです。慈覚円仁大師が山寺の構想を練ったのが、およそ1200年前。峯の浦の風景はその時とほぼ同じだとか。久遠の時を経て、受け継がれる精神の尊さと変わらぬ光景は、峯の浦に一層の神秘性をあたえているようです。


神聖な空気が漂う峯の浦の中でも「垂水遺跡」は、さらに幻想的。突如、岩壁一面に蜂の巣のように無数の穴があいた空間が現れます。鳥居の先には古峯神社、稲荷神社が祀られています。垂水遺跡は岩壁に囲まれているため、ほの暗いのですが、岩々に光が差し込むとなんとも神々しい。


ここの神聖で澄んだ空気を味わってほしいと担当者。写真に収めても美しい自然がおりなす岩肌をぜひ見にいらしてください。


垂水遺跡は千手院観音から徒歩で15分ほどですが、実は峯の浦にはまだまだ先があります。体力に自信のある方は、ぜひ峯の浦を巡って、修験場跡や城岩七岩で瞑想や深呼吸をすると心身ともに癒されるでしょう。約2時間のコースですので、しっかりと準備を整えて向かってくださいね。

Column

峯の浦の入口「千手院観音」に抱きついて

最上三十三観音第二番札所である「千手院観音」。白い鳥居の前には線路が続く摩訶不思議な光景が広がります。その白い鳥居に抱きついて「ついてる」と10回唱えると右は恋愛、左は金運が成就すると言われています。どちらかひとつに願いを込めて抱きついてみてはいかがでしょう。

峯の浦の入口「千手院観音」に抱きついて

樹齢1000年を超える天然杉の群生地 幻想の森

山形県の北部である最上地域から日本海へ抜ける国道47号線から標高260mの低山、土湯山に入ると「幻想の森」と呼ばれる樹齢1000年を超える天然杉が群生する森があります。森に入るとウッドチップが道しるべのように敷き詰められ、そのふかふかの歩き心地にもう癒されてしまいます。


さて、天然杉と聞いて、山形県が思い浮かぶ方は稀でしょう。天然杉が群生している場所と言えば、九州の屋久島が有名ですよね。屋久島は雨が多く、湿気も高いため、天然杉の生育に適しているようなのですが、ここ幻想の森は適している環境とは言いづらく、天然杉が群生していることが不思議な森のようです。


そして、もうひとつの不思議は、根本近くからタコ足のように枝分かれした幹。倒れた木のその株からまた新たに幹が成長し、タコ足型を形成しているのです。このような形状の天然杉が存在するのは国内でもここだけ。まさに幻想の森です。


手入れをされた空間ですが、天然杉が群生する場所は、空気が澄み切っています。早朝の朝霧の中では、人も少なく、異空間に迷い込んだよう。疲れた身体に染み渡ります。


「疲れているな」、「パワーをもらいたいな」と思ったら、ぜひ幻想の森へお越しください。


なお、2024年7月25日の豪雨災害に伴い、林道に土砂が堆積したため、8月26日現在通行止めで立ち入ることができません。復旧の情報については、「戸沢村観光物産協会公式Instagram」をご確認ください。復旧後は、ぜひ、幻想の世界を満喫しにきてください。

Column

ガイドブックの制作秘話その1

令和4年度に一般公募で、おすすめのビューポイントが今までの60ヶ所から100ヶ所となりました。応募は全116ヶ所。職員がその全ての場所を現地調査し、評価、有識者の選定委員会を経て40ヶ所を決定しました。どれも優れており、採点が大変難しかったそうです。


その中でも、景観自体の魅力はもちろん、背景や誰でも訪れられるアクセス性を加味し、100ヶ所となったおすすめビューポイント。どれも美しく、心に残る風景です。

ガイドブックの制作秘話その1

【4K空撮】〈やまがた景観物語〉No.84 樹齢1000年を超える天然杉の群生地 幻想の森

真室川町野々村ため池から望む鳥海山

野々村ため池は、道路を車で走らせると通過してしまうような一見普通のため池です。なかなか足を止めることも少ないかもしれませんが、ため池から望む鳥海山がなんとも見事なんです。


鳥海山は、出羽富士とも呼ばれ、壮大な姿が目を引く山形が誇る山。その出羽富士をバックに夏場は、青々とした田園風景が広がります。秋には黄金に輝く稲穂と赤とんぼ。


野々村ため池は、湧水が水源となっているため、冬でも水が凍りません。そのため冬は、300羽以上の白鳥が飛来し、雪に覆われた出羽富士とのコントラストを楽しめます。


晴れた冬の日、凪。真っ青な水面に映る逆さ出羽富士はなんと厳かなことでしょう。普段は嫌遠している東北の厳しい寒さに感謝したい気持ちになりますよ。


元々は農業用水のため池であり、地元の方々が協力して付近の清掃や草刈りなどの保全活動を行っています。美しい風景を保つ努力も心の目を通して感じていただけたら嬉しく思います。

【4K空撮絶景】やまがた景観物語 No.16「真室川町野々村ため池から望む鳥海山 」

小国町樽口峠からの飯豊連峰の大パノラマ

小国町は、山形県と新潟県の県境の町。東京23区がすっぽりと入る広大な町土のおよそ9割がブナなどを中心とした広葉樹の森で、山深く県内有数の豪雪地帯でもあります。「ブナ」と「雪」から共通してイメージできる「白」をもとに、町全体を"白い森”と表現しています。


そんな白い森小国のもっとも山深い場所にある樽口峠。その頂上付近にある展望台からは飯豊連峰が一望できます。その雄大な山並み、自然の偉大さに感動を覚えます。山と緑、そして遠くにポツンポツンと佇む家々。どこか異国へ迷い込んだような懐かしくも見たことのない風景です。


5月上旬ごろになると残雪と「孤高の一本桜」と呼ばれる桜が美しく人々を魅了します。雪の白と桜のかわいらしいピンク、そして晴れた日には空の蒼。写真や絵画などの題材としても親しまれる大パノラマは、圧巻の一言。飯豊連峰に登るには2、3日の時間と鍛え上げた体力が必要ですが、樽口峠からの景色は時間も体力も必要ありません。壮大な景色を独り占めしませんか。

【4K空撮】〈やまがた景観物語〉No.22 小国町樽口峠からの飯豊連峰の大パノラマ(2022)

どんでん平ゆり園展望台から見る日本一の田園散居集落

「第1回美しい日本のむら景観コンテスト」で最高賞の農林水産大臣賞を受賞した飯豊町旧豊原地区の田園散居集落。東日本最大級のゆり園「いいでどんでん平ゆり園」から山沿いに進むと展望台があります。その展望台から町並みをみると昔懐かしい田園風景が広がっています。


飯豊町の西側に位置する展望台。日の出とともに眼前に朝焼けが広がり、太陽が田畑を照らします。田んぼに水を張る5月ごろは、水面がキラキラと輝きだし、田園の水鏡に反射した朝焼けの赤とオレンジが見事。鳥たちのさえずりが軽やかな音楽となって鳴り響きます。


夕暮れになると水面がオレンジ色に変わり始めます。どこか寂しいような儚いような雰囲気です。夏は青々とした緑に、秋には黄金色に輝き、時間帯や季節でさまざまな色を見せてくれる田園風景。


家々を囲む屋敷林は豪雪地帯の飯豊町には欠かせない雪や風を防ぐ先人たちの生活の知恵です。その屋敷林に守られて建つ家がまた美しい。


6月中旬から7月中旬にかけて、ゆりが見頃を迎える季節には「ゆりまつり」も開催されます。どこか懐かしい散居集落とゆりを観に来ませんか。

【4K空撮】どんでん平ゆり園展望台から見る日本一の田園散居集落

高畠石の不思議空間 瓜割石庭公園

「道の駅たかはた」からほど近い静かな場所にある「瓜割石庭公園」。石切場として古来から高畠石が採掘されてきた場所です。高畠石とは、黄色みがあり、無数の気泡があるのが特徴の凝灰岩。古墳時代の石室や江戸時代から石塀など建築材料として広く使用されてきました。


高畠石の採掘場であった瓜割石庭公園は、今でもその風情が色濃く残っています。江戸時代から数百年にわたり、手掘りで高畠石を採掘してきた人工的に形作られた空間は、天まで届きそうな絶壁。その高さはおよそ30m。公園内は、見渡す限り壮大な絶壁に囲まれ、トルコなどのさまざまな文化が混ざり合ったような異境の雰囲気が漂います。


また、岩壁に囲まれた瓜割石庭公園は、音の反響の良さからライブ会場としても使用されています。壮大な絶壁と響き渡る音楽。ぜひ、目と耳で空間を堪能していただきたいですね。


高畠石がどのように使用されているのか間近で見たい方は、旧高畠駅舎を訪れてみてください。黄色みがかった色合いが人気でフォトウェディングなどの写真撮影にもおすすめです。国の有形文化財にも登録されているその重厚な佇まいは懐かしさと温かさを感じます。


そのほかにも町内の石塀や鳥居など、町の至る所に点在する高畠石。街歩きしながら高畠石を探すのも趣深いですよ。

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ガイドブックの制作秘話その2

景観は、地域の方々の保全活動によって守られています。私たちが、気軽に訪れられるのは、陰の並々ならぬ努力の賜物。ガイドブックには、景観を守り続けてくださっている方のインタビューも掲載しています。この美しい景観の陰で努力してくださっている方々へ感謝しながら楽しんでいただきたいですね。

ガイドブックの制作秘話その2

【4K空撮】〈やまがた景観物語〉No.47 高畠石の不思議空間 瓜割石庭公園(2022)

「日本海の不思議アイランド」飛島から見る日本海と鳥海山の眺望

飛島は、山形県酒田市の北西方向39kmの日本海に浮かぶ山形県唯一の有人離島。島全体が鳥海国定公園となっており、鳥海山や庄内砂丘を含めた一帯が国立公園に準じる景勝地として大切に管理されています。


そんな飛島には、コンビニもスーパーマーケットも信号機もありません。そのためか、港に降り立つと島独特の空気感が流れています。日本海に浮かぶ島のため、釣りや海水浴が楽しめるのはもちろんのこと、豊かな山々も見どころのひとつ。


春と秋には、渡り鳥の休息の島として数多くの渡り鳥が飛来します。バードウォッチングを楽しむのはいかがでしょう。本州ではなかなか見ることのできない大陸系の珍鳥が数多く飛来するため、ウォーキングをしているだけでも見たことのない鳥たちに出会えるかもしれません。


そんな自然豊かな飛島の東側に位置する「鼻戸崎展望台」は、日本海と鳥海山を一望できる眺望抜群のスポットです。左前方には鳥海山、手前には大小の島々。晴れた日の早朝にみる鳥海山の峰から峰へ続く稜線から顔を出す朝日はまさに絶景です。思わず涙がこぼれてしまうほどの自然の偉大さに感銘を受けるでしょう。


また飛島の西側に位置する荒崎にある「渚の鐘」では、西海岸を一望できます。荒崎は日本の渚百選にも選ばれている美しい海岸で、日本海へ沈む夕日に癒されます。


コンパクトな島なので、朝は鼻戸崎展望台、夕方に渚の鐘を訪れて、時間帯で変わる太陽を追うのも素敵ですね。

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飛島の「巨木の森」に佇むタブノキ

山形県最北に位置する飛島ですが、暖流と寒流が入り混じる場所に位置しているため比較的温暖な気候。温かい気候で育つタブノキの北限と言われています。

鼻戸崎展望台の遊歩道脇に「巨木の森」があります。遊歩道を覆い尽くさんばかりの巨大なタブノキがあなたを迎えてくれることでしょう。

飛島の「巨木の森」に佇むタブノキ

【4K空撮】〈やまがた景観物語〉No.30 「日本海の不思議アイランド」飛島から見る日本海と鳥海山の眺望(2022)

県内一の高さを誇る玉簾の滝

山形県酒田市にある落差63mを誇る滝「玉簾の滝」。およそ1200年前に弘法大師・空海が神のお告げにより発見し、命名されたと言われています。


滝の中腹には岩穴があり、そこを神座として不動明王を祀ったともされており、かつては山岳信仰の修行の場でもありました。


今でも滝の前には「御嶽神社(みたけじんじゃ)」が祀られています。滝周辺は苔むした杉の大木群。深い緑に透き通る滝の美しさが映えます。マイナスイオン溢れるこの地は、パワースポットとしても人気。


春から夏にかけての苔むした新緑、秋の真っ赤な紅葉の絨毯、冬は滝が氷「氷瀑」へ。移ろいゆく周りの景色と形を変える滝はまさに一期一会の芸術作品です。


ゴールデンウィークやお盆時期の日没から21時までは滝のライトアップが行われます。幻想的に光る玉簾の滝をご覧ください。

※2024年7月25日の豪雨災害に伴い8月9日から18日のライトアップは中止となっております。


なお、2024年7月25日の豪雨災害で玉簾の滝も被災しました。8月13日現在、遊歩道の土砂の撤去作業が行われ、仮復旧しております。一部足元に注意が必要ですが、通行可能です。復旧には時間はかかりますが、美しい景観を残していくため、応援をお願い致します。

Column

景観を繋ぐには?

山形県民が、美しい景観を残したいと思わない限り、この景観は守られないでしょう。では、どうやって美しい景観を残す活動をすればいいでしょうか。それは、私たち一人ひとりが、景観について知ることではないでしょうか。

山形県では、次世代を担う子供たちへ景観出前授業を通して、郷土愛を育む取組みを行っています。そのほかにも情報発信を行っていますので、まずは知ることから始めませんか?

景観を繋ぐには?

【4K空撮】県内一の高さを誇る玉簾の滝

湧水の芸術 幻想的な水辺の空間「丸池様」

山形県と秋田県の県境である遊佐町には、エメラルドグリーンに輝く世にも奇妙な池があります。通称、丸池様。正式名称は「丸池神社」と言い、古くから池そのものが御神体として崇められてきました。


丸池様は、直径20m、水深3.5m、鳥海山からの湧水100%で満たされた池です。不純物が極めて少ないため、太陽光が当たると鮮やかなエメラルドグリーンへと表情を変えます。


湧水でできた池のため、水温が年間を通して、11℃と一定で、水中にある倒木の朽ちる速度が異様に遅いことも丸池様をさらに神秘的に見せている一面です。朽ちない倒木と青く澄んだ水は見る人を魅了して離しません。このまま何時間でも見ていられるような気持ちになります。


ひとつ注意するならば、見る時間帯と天気。太陽の光が当たることでエメラルドグリーンに輝くため、晴れていて、太陽が南中するお昼時がおすすめです。神秘的な空間を最高の状態で見ていただきたいです。


そして丸池様に棲む魚たちは片目がないという伝説もあるのです。平安時代の「前九年の役」で敵に目を射抜かれた鎌倉権五郎景正が、味方に矢を抜いてもらって、目を丸池様で洗ったとされています。するとどうでしょう。瞬く間に池は血の色に染まり、それ以来、池に棲む魚の目が片方ないのだとか。魚は獲ることを禁止されているため、謎は謎のまま。


青と蒼と碧の世界へぜひ、お越しください。


なお、2024年7月25日の豪雨災害で丸池様も被災しました。箕輪孵化場は臨時休業ですが、丸池様は地域の方々の復旧作業により通常どおりご覧いただけます。美しい景観を残していくため、応援をお願い致します。

Column

透明度抜群の「牛渡川(うしわたりがわ)」

牛渡川は、丸池様へ向かう道すがらにある小さな川です。川の水のほぼ100%が岩の割れ目などから湧き出す湧水です。水温も11℃と一定しており、梅花藻(バイカモ)の群生が見られるなど後世に残していきたい風景です。

透明度抜群の「牛渡川(うしわたりがわ)」

53 湧水の芸術 幻想的な水辺の空間「丸池様」

さあ、山形の絶景の旅へ

山形県には、絶景スポットや後世に残したい景観がまだまだあります。今回の特集では、担当者が選ぶ厳選した10選を紹介しましたが、ガイドブック「やまがた景観物語100」では、残りの90スポットを余すところなく紹介しています。


訪れるスポットの最も美しく見られる時期や時間帯をガイドブックを見ながら、調べたり、訪れた先で景観に携わる地域の方々と訪れる人々との架け橋になるようなそんな一冊を目指したと担当者は言います。


実際に山形県では、どんどん過疎化や少子高齢化が進み、次世代によい景観を残すことが困難になりつつあります。山形県の宝とも言える美しい景観を繋いでいくためにもぜひ、山形県へ遊びに来てください。

そして、山形の景色の良さを存分に味わって、リフレッシュしてほしいです。

やまがたの景観まっぷ

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