旧有路家住宅(封人の家)
きゅうありじけじゅうたく(ほうじんのいえ)松尾芭蕉ゆかりの宿
旧有路家住宅(封人の家)は、1969年(昭和44年)、山形県東部に古くから見られた茅葺き寄棟造り、広間型民家の好例として、国の重要文化財に指定された最上町所有の建造物です。1971年(昭和46年)から1973年(昭和48年)にかけて解体復元修理が行われ、創建当時の様式で保存、一般公開されています。
桁行24.755m、梁間9.999m、平面積269.180㎡(約81坪)の大型民家で、江戸初期を下らない時代の創建と見られています。
この住宅は、松尾芭蕉が「おくのほそ道」に記した、堺田のいわゆる「封人の家」と見なされており、芭蕉が滞在した時の印象を「蚤虱馬の尿する枕もと」の句で表現したと言われています。封人の家とは、国境を守る役人の家のことだと「おくのほそ道」に綴られています。
基本情報
- 住所
- 山形県最上町大字堺田59-3
- 営業時間
- 4月1日~10月31日 8:30~17:00
11月1日~11月30日 8:30~16:00 - 休業日
- 12月1日~3月31日は閉鎖
閉鎖期間中の連絡先:最上町役場 教育文化課文化芸術係 0233-43-2350 - 料金
- 小・中学生 120円(団体80円)、高校生以上 250円(団体180円)
- アクセス
- JR堺田駅より徒歩約5分
- 駐車場
- あり
- ウェブサイト
- 最上町観光協会
- 電話番号
- 0233-45-2397