斎藤茂吉歌碑/みゆき公園
さいとうもきちかひ昭和37年7月13日建立
碑文『蔵王山その全けきを大君は明治十四年あふぎたまひき』
明治天皇「行在所」記念碑石柱の側面に歌が刻まれている。
歌は戦禍が激しくなった昭和20年に、天皇の身を案じながら、嘗てこの地を訪れた明治天皇(明治14年東北巡幸)のことを思い出して詠んだもの。
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昭和49年11月3日建立
碑文『ゆふされば大根の葉にふる時雨いたく寂しく降りにけるかも』
歌は大正3年秋、秩父に行ったときにその山中で作歌したものである。
茂吉の写実歌として代表的作品。
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昭和57年5月13日建立
碑文『あしびきの山こがらしの行く寒さ鴉のこゑはいよよ遠しも』
碑は茂吉生誕百年を記念して、師の伊藤左千夫・同門の島木赤彦の歌碑とともに建立。
歌は、祖母死去のため郷里金瓶に帰省した茂吉が、祖母を回顧し詠んだもの。
基本情報
- 住所
- 山形県上山市北町弁天1421
- アクセス
- 茂吉記念館前駅より徒歩約1分
- 駐車場
- 有
- ウェブサイト
- 公式サイト
- 問い合わせ先
- 斎藤茂吉記念館
- 電話番号
- 023-672-7227