原町通り
はらまちどおり原町は江戸時代のはじめ、左沢領主の酒井直次が小漆川城を整備したとき、内町、横町、御免町とともに作られました。原町の名は、町割りのとき一面原野だったことからついた地名と言われています。
道路を挟んで東西に間口4間、奥行き30間以上ある短冊形に地割りされ、楯山城下の「元屋敷」や「愛宕下」から多くの人が移り住み、その多くが商工業の従事していました。現在でも原町には、会津屋、木屋など当時の屋号で呼ばれる家が残っています。
それからおよそ380年、最上川に沿って広がる原町一帯は、当時の地割りをそのまま残しつつ、歴史を感じさせる伝統的な和風建築の商屋や蔵が建ち並ぶ魅力的な街並み景観を今に伝えています。
重要文化的景観のまち“おおえ” 未来へ贈る、最上川とくらしの営みの風景として、山形県内で初の国選定を受けました。
- カテゴリー
- 歴史・文化
- 歴史的建築物・町並み
基本情報
- 住所
- 山形県大江町大字左沢