河北べに花まつり
かほくべにばなまつり春まだ寒い4月中ころに種が蒔かれる紅花は、寒暖の差が激しいここ村山盆地で育ちます。そして半夏生(7月2日)のころ、他の花に先がけて一輪だけが花をつけ、やがて、すべての花が黄色に色づきます。目の覚めるような黄色い花が日を追って赤く色づくころ、花摘みが行われ、紅餅が作られます。この紅餅から染料や口紅などが作られます。
7月初めからの河北べに花まつりでは、紅花資料館べに花まつり、紅染衣装の展示(紅花資料館)、紅花路を駆け抜けるマラソン大会、切り花などのプレゼント(山形空港とさくらんぼ東根駅)、各家庭で育てた紅花の出来栄えを競い合う切り花展、俳人芭蕉になりきっての俳句大会などが行われます。”まゆはきを悌にしてべにのはな”あなたも俳人芭蕉になってみてはいかがですか。
今年も可憐な華を見せようと、紅花たちはそのときに向けて着々と育っています。ぜひ、河北べに花まつりにお越しください。
◆河北べに花マラソン大会(2024年6月9日開催)
紅花路を駆け抜けるマラソン大会。
◆紅花資料館べに花まつり(2024年7月6日~7日開催)
紅花資料館で開催するまつりです。
◆林家舞楽の装束展(2024年6月14日~7月10日開催)
紅花は上方に運ばれたのちに西陣織などの染料となりました。上方との交易によってもたらされた紅花染め衣装が当地には数多く残っています。
◆最上紅花フォトコンテスト(2024年6月1日~7月31日開催)
自分で育てた紅花や町内の修景地などの写真を撮ってInstagramに投稿するだけ!受賞者には豪華賞品も!たくさんのご応募お待ちしております。
◆豪農・安部権内家一般公開(2024年7月6日~7日開催)
県内有数の豪農として栄え、江戸時代に建てられた豪華な屋敷の内部を公開します。