祥雲山龍護寺
しょううんざんりゅうごじ野辺沢能登守満延の開基で、能登守と息遠江守光昌の墓、最上札所22番観音が境内にある。禅宗。
龍護寺の創建は天正年間(1573~92)に当時の延沢城城主野辺沢満延(最上家家臣、2万7千石)が開基となり堂宇を建立し代々の菩提所とした事が始まりとされています。龍護寺の山門(尾花沢市指定有形文化財)は寛文7年(1667)に延沢城が廃城(最上家がお家騒動で改易になった為)の際に、三の丸にあった大手門を移築したものと伝わっています。又、最上 三十三観音霊場第22番札所となっている観音堂の創建は寛文年間に1人の修業僧が瓦原寺に泊まった時、枕元に観音様が立ち、祥雲山の麓に観音像を祀る事を示唆され、龍護寺境内に御堂を建立し聖観世音(慈覚大師の作伝)を安置する事になったと伝えられています。境内には野辺沢満延と満昌の墓などがあります。
基本情報
- 住所
- 山形県尾花沢市延沢925-1
- アクセス
- 尾花沢~鶴子線バス延沢寺前下車
- 駐車場
- ―
- 問い合わせ先
- 祥雲山 龍護寺
- 電話番号
- 0237-28-2331