明神山公園
みょうじんやまこうえん安産祈願と美しい桜
頂上には安産のご利益があるとして有名な神社がある。ぼたん姫の伝説が由来とされている。
‐ぼたん姫の伝説‐
昔、屋代郷一本柳に浜田大膳安利という殿様がいました。殿様夫婦はこどもに恵まれず、亀岡文殊様に七日七夜祈願しました。
七日目の夜、夫婦は同じ夢を見ました。紫の雲の中から唐獅子にのった文殊菩薩が現われ、満開の牡丹の花で夫婦の頭をなでたのです。
その後、奥様は玉のような女の子を産みました。牡丹の花になでられて生まれた子どもなので「牡丹姫」と名付け、大事に育てられました。牡丹姫はその名の通り美しく、聡明で気立てのよい娘に成長しました。姫はますます美しくなり、方々から結婚の申し込みがありました。
牡丹姫が16歳のとき、屋代の殿様と二井宿の殿様が牡丹姫を巡り、ついに争いになってしまいました。牡丹姫は困ってしまい、どちらに嫁に行けばよいのか亀岡文殊様に訊きに行きました。文殊様から「心配するでない、二井宿に行け」との御告げを聞いた牡丹姫は、二井宿の志田義次のお嫁になり幸せになりました。
三年後、牡丹姫は懐妊しました。お産のために二井宿から一本柳の実家に帰る途中、泉岡まで来たところで急に産気づいてしまいました。あまりの陣痛の苦しさに、近くの岩にしっかりと取り付き「子供の命は助けてください」と亀岡文殊様の方に向かってお祈りをしました。祈りが通じ男の子が生まれましたが、牡丹姫は息を引き取ってしまいました。
泉岡の高台の明神山に牡丹姫を祀った子易明神があります。霊験あらたかということで、安産祈願の明神様として多くの産婦がお参りをしています。
‐ぼたん姫の伝説‐
昔、屋代郷一本柳に浜田大膳安利という殿様がいました。殿様夫婦はこどもに恵まれず、亀岡文殊様に七日七夜祈願しました。
七日目の夜、夫婦は同じ夢を見ました。紫の雲の中から唐獅子にのった文殊菩薩が現われ、満開の牡丹の花で夫婦の頭をなでたのです。
その後、奥様は玉のような女の子を産みました。牡丹の花になでられて生まれた子どもなので「牡丹姫」と名付け、大事に育てられました。牡丹姫はその名の通り美しく、聡明で気立てのよい娘に成長しました。姫はますます美しくなり、方々から結婚の申し込みがありました。
牡丹姫が16歳のとき、屋代の殿様と二井宿の殿様が牡丹姫を巡り、ついに争いになってしまいました。牡丹姫は困ってしまい、どちらに嫁に行けばよいのか亀岡文殊様に訊きに行きました。文殊様から「心配するでない、二井宿に行け」との御告げを聞いた牡丹姫は、二井宿の志田義次のお嫁になり幸せになりました。
三年後、牡丹姫は懐妊しました。お産のために二井宿から一本柳の実家に帰る途中、泉岡まで来たところで急に産気づいてしまいました。あまりの陣痛の苦しさに、近くの岩にしっかりと取り付き「子供の命は助けてください」と亀岡文殊様の方に向かってお祈りをしました。祈りが通じ男の子が生まれましたが、牡丹姫は息を引き取ってしまいました。
泉岡の高台の明神山に牡丹姫を祀った子易明神があります。霊験あらたかということで、安産祈願の明神様として多くの産婦がお参りをしています。
基本情報
- 住所
- 山形県高畠町泉岡
- アクセス
- 高畠駅より車10分
- 備考
- 面積:0.47ha
- 問い合わせ先
- 高畠町
- 電話番号
- 0238-52-1111
- FAX番号
- 0238-52-1543