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やまがたフルーツPR隊「YFP150」vol.10(後編)甲子大黒天本山・宝寿の湯

山形県は、年間を通じて様々なフルーツが楽しめる「フルーツ王国」。そんな県内各地の美味しいフルーツや周辺観光スポットを、山形県内の学生たちによる「やまがたフルーツPR隊『YFP150』」(わいえふぴー いちごーまる)が取材し、その魅力を前編・後編にわたってお届けします!

第10回は、米沢興譲館高校の皆さん!後編では、米沢市の「甲子大黒天本山」、「宝寿の湯」の魅力を伝えてもらいますよ★ 

食べて、作って、くつろいで!!

やまがたフルーツPR隊『YFP150』の、山形県立米沢興譲館高校2年 船山大雅、樋口智樹、小倉愛生、舩山和寿です。


〜おまけ(お昼休憩にて)〜                           

雨で冷え切った体を温めるのは、やっぱり米沢らーめん!!

お昼は小野川温泉内にある「せいの」さんにお邪魔させていただきました。

あっさりとしたスープにもちもちの麺。山形の魅力のひとつでもある、ラーメンは、いつ食べてもとっても美味しいですね!その後は公衆浴場に入って、お風呂上がりには「みかどや」さんの黒糖ソフトクリームを食べました。短時間で温泉街のいろいろな所を巡ることができるのも、小野川温泉の魅力のひとつです!

それにしても、贅沢すぎる時間を過ごしたかもしれませんね!    



 午後からは午後からは甲子大黒天本山にお参りし、そこでは腕念珠作りを体験させていただきました。

甲子大黒天とは、空道上人が慶應元年(今から約150年前)に、湯殿山四ヶ寺の一つである大日寺より、甲子大黒天を遷座し開山されたことが始まりとされています。湯殿山系山伏と、上杉家祈願所の法流を相承し、今に伝えているとされています。

 また、小野川温泉を一望できる高台にあり、開運招福・商売繁盛の大黒様として多くの人から親しまれており、旧暦の最初が甲子であることから心機一転、新たに頑張りたいと思ったときに参拝すると、ご加護をいただけるとされています。


 腕念珠作りでは、それぞれのご利益や誕生石などの意味が込められている30種の石の中から、自分たちの願いをこめて石を色々と選んで作りました。健康面、生活面、仕事面、恋愛面などなど、様々な種類の珠がありました。色もそれぞれ違っており、たくさんのタイプの腕念珠が作れそうです。左右でバランスを整えてみたり、意味だけを見てとにかく入れてみたり...何回でも作ることができるので、何度も訪れて、いろいろな腕念珠を作ってみてください!ほかにも、実際につけたときの雰囲気を考えてみたり、各珠の色の明るさや、周りの珠との兼ね合いも考えてみたり。自分のイメージと違うなと思ったら、初めからでも、ひとつの珠だけでも自由に変更することができたので、数十分、悩みに悩んで自分の願いにあった腕念珠を作ることができました。そして、完成した腕念珠をすぐにご祈祷していただきました。私は、作った腕念珠を授業中やテスト中もつけています。

(学力UPを祈願して作りました!ご利益ありますように!)                                                   


 この他にも、お寺ならではの写経体験ができるだけでなく、色紙おみくじなど、ほかでは見られないようなものもあるので、是非足を運んでみてください!!

  


〜おまけパート2〜

ここでは小野川温泉のプチ情報をお届けします!!

開湯は今から約1,200年前、絶世の美女として伝えられている平安時代の女流歌人“小野小町”が旅する途中、温泉で病を癒したという伝説からはじまります。戦国時代には米沢の地で生まれ、現在の仙台を中心に統治していた名将“独眼竜 伊達政宗”公が、落馬で負ったケガを湯治したという記録もあるそうですよ!!

長きにわたり湯治場として親しまれている湯には、体だけでなく、心も温めてくれること間違いなし!

(実際に私達も温泉に入りましたが、雨に打たれて凍えていた体があっと言う間にポカポカになりました!公衆浴場で出会ったお兄さん方とも楽しくお話をさせていただきました。新たな出会いが生まれるコミュニティとしてもgood!)

温泉の他にも、飛び交う蛍や、移りゆく自然、名物豆もやしやラジウム玉子、米沢牛などたくさんの魅力に溢れています。町の人々のあたたかさに触れ、個性豊かな温泉宿や商店、様々な観光拠点を巡る温泉街ですので、みなさんも是非お越しください!                                                

 

  この旅の締めくくりは、甲子大黒天本山のすぐ下にある宝寿の湯を訪れました。古くから愛されている歴史のあるお店であり、2020年から「宝寿の湯」として生まれ変わり、「『観光施設や温泉が営業時間外で利用できるところが少ない』、そんなときでも、小野川温泉の観光を楽しんでもらいたい!」という思いから、カフェや日帰り温泉、素泊まりや足湯を経営することにしたそうです。たくさんのことに着手するということもあり、経営方針の切り替えは大きな挑戦となったそうです!それでも、昔と変わらず愛される店となり、たくさんのお客さんに来ていただいているそうです。また、宝珠の湯のオーナーである関谷さんは、モンテディオ山形の大ファンでもあるそうで、モンテディオ山形の試合がある時は宝珠の湯のカフェエリアを会場にパブリックビューイングを行っているみたいです!家族や友人と、もしくはひとりでゆったり訪れて、たくさんの人と一緒に試合観戦で盛り上がっちゃってください!

 そして、カフェを新しく始めたということもあり、昔は60代ほどのお客さんが多かったのが、現在は40代くらいのお客さんが多いそうです。私たちが訪れたときには、20〜30代の団体のお客さんがいらっしゃっており、とても賑わっていました。また、広告にもこだわっており、各種SNSに力を入れているそうです。インスタグラムやYoutubeはもちろん、X(旧Twitter)なども活動に身を入れておられました。Xは、毎日更新されているそうです。ぜひチェックしてみてください!     

                                                                          

 

 そして、目玉のひとつでもある足湯も、今回利用させていただきました!

足湯場から見える景色はとてもbeautiful!川のせせらぎに心地よい風、小鳥のさえずりと友達の笑い声。1日の疲れが吹っ飛んでいくような至福の時間になりました。

ここで景色を眺めるもよし、ドリンクを飲みながら物思いにふけるもよしの、最高の場所でした。お昼は足湯やカフェを利用してゆっくり過ごし、モンテディオ山形の試合を観戦。夕方からは温泉に浸かり日頃の疲れをとる、なんて夢のような時間も味わえそうですね。ぜひ様々な方法でこの「宝寿の湯」をお楽しみください!                                                          


 今回の旅では、たくさんの出会いがありました。米沢ラーメンやソフトクリームをはじめとする食べ物や、温泉、そして非日常感。小野川温泉のたくさんの魅力を五感で感じることができてとても楽しかったです。小野川温泉内でも話し合いを行っており、新たなお客さんに来てもらうためのイベントや企画を考えているそうです!

 古くから愛されているこの小野川温泉をさらに盛り上げるために、今回の記事を読んで少しでも興味を持っていただけた方々には、実際に小野川温泉を訪れて観光を楽しんでいただきたいなと思っています!紹介しきれていない魅力もたくさんありますので、小野川温泉めぐりを楽しんでください!


最後までご精読いただきありがとうございました!

We look forward to seeing you at Onogawa Onsen!

         

 

※今回取材した「甲子大黒天本山」に関する情報は、以下の「詳細を見る」をご参照ください。

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