肘折こけし
ひじおりこけし伝統こけし10系統の一つ「肘折こけし」
初代・柿崎伝蔵は鳴子で木地業を学び、その弟子の井上藤五郎が遠刈田(とおがった)で修行、そのふたつの流れを汲んだものが肘折系こけしです。
太めの直胴には黄色の地を敷き、絵柄は重ね菊やなでしこなどの草花で、肩には段が入り、頭頂部に放射状の手絡(てがら)をつけています。現在の工人は鈴木征一ひとりとなった。
初代・柿崎伝蔵は鳴子で木地業を学び、その弟子の井上藤五郎が遠刈田(とおがった)で修行、そのふたつの流れを汲んだものが肘折系こけしです。
太めの直胴には黄色の地を敷き、絵柄は重ね菊やなでしこなどの草花で、肩には段が入り、頭頂部に放射状の手絡(てがら)をつけています。現在の工人は鈴木征一ひとりとなった。