やまがたへの旅 - 山形県観光情報ポータルサイト

蔵王連峰、上山市坊平高原には、スキー場や温泉街が並ぶリゾート地とは異なる、まだ多くの人が知らない「もうひとつの蔵王」があります。

初夏から盛夏には、可憐な高山植物が彩る御田ノ神湿原が広がり、標高1000メートルを超える高原ならではの自然を感じられます。

冬になると、飯豊・朝日連峰からの風が雪を運び、坊平高原独特の樹氷が誕生します。

広大な樹氷原に存在する雪と氷の造形は、自然が作り出した強さと繊細さを兼ね備えたまさに芸術です。

さらに樹氷原の奥に広がるブナの森では、時間が止まったかのような静けさが、訪れる人々に深い安らぎと特別な体験をもたらします。

「DEEP ZAO」と呼ばれるようになった冬の坊平高原は、自然景観を「眺める」だけでなく「感じる」 ことのできる場所です。

真っ白な世界へと変わった高原に入り込むと、蔵王坊平の大地が育んだ 自然の「深さ」と「静けさ」が重なり合う、唯一無二の『深層世界』が広がっています。

広大で静寂な樹氷原、雪に覆われたブナの森、仙人沢アイスガーデンなど、この場所ならではの 圧倒的な冬の絶景が、訪れる人々にかつてない感動と特別な体験を与えます。

◇見頃の時期　毎年1月～3月中旬 

※注意事項 坊平高原の樹氷原エリアはスキーコース外に位置し、整備された遊歩道ではありません。

雪の状況や気象条件により視界が悪化する場合もあり、十分な装備と体力が必要です。

安全のため、冬山登山経験のない方や初めて訪れる方は、蔵王坊平観光協議会が推奨するガイド付きツアーへの参加をお勧めいたします。