谷口銀山跡

たにぐちぎんざんあと

千代万世の宝とまで言われた、かつての谷口銀山の坑道跡

谷口銀山の最盛期は新庄藩初期、1624~1651年頃とみられ、坑道が66箇所、毎日7頭の牛に120キロもの銀を積み、7ヶ月間一日も欠かさず浄化に運ばれたとの記録もあり、藩の財政を大きくうるおしました。 しかし、災害により各坑道が浸水、寛文2年(1662年)に休山となり、その後も水抜き工事による復旧事業も試みられましたが成功にはいたらず、かつての隆盛を取り戻すことはありませんでした。

歴史的に貴重な遺跡を埋没させたままにしておくのは残念だと、昭和59年、「谷口銀山史跡保存会」が結成され、坑道整備や坑内の水抜き、清掃、安全対策をおこなっています。通常は安全のため入口が施錠されていますが、保存会による案内で、内部の見学が可能です(要予約)。

基本情報

住所
山形県金山町大字飛森501
問い合わせ先
谷口銀山史跡保存会
電話番号
0233-52-3703(近岡さん)

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