古より多くの人々の信仰をあつめてきた出羽三山と、母なる最上川の流れに抱かれた豊かな恵みの中で、歴史と文化を育んできた”やまがた”－。

山形県立博物館本館は昭和４６年（１９７１）４月１日、山形県の自然や歴史・文化の概要を紹介する総合博物館として、山形市の中央部に位置する霞城公園（史跡山形城址）内に開設されました。後に教育資料館（分館）・自然学習園を附属施設とし、県内外に向け”やまがた”の魅力を発信する展示活動を行っています。

　山形県の明治百年記念事業として設立された本館では、県のなりたちから現代にいたる自然と人々との営みとその変遷を、地学・植物・動物・考古・歴史・民俗の各分野をとおして紹介しています。