隠明寺凧

おんみょうじだこ

雪国に伝わるサムライゆかりの手仕事

隠明寺凧(おんみょうじだこ)は、旧新庄藩士の隠明寺勇象という人物が明治時代のはじめに士族の副業として始めたもので、主にサクラの材を用いた版木は山形県の有形民俗文化財に指定されています。絵柄は神功皇后、酒呑童子、西南戦争、坂田金時、福助など数ありますが、そのうち隠明寺凧を代表するのは般若の絵柄です。隠明寺凧は勇象の没後途絶えていたましたが、昭和40年頃に版木が発見されたのを契機に「隠明寺凧保存会」が組織され、昭和45年に60年振りに復元されました。新庄駅併設のゆめりあでは新庄市制70周年を記念した巨大な隠明寺凧が展示されています。

基本情報

住所
山形県新庄市小田島町3-63
問い合わせ先
隠明寺凧保存会
電話番号
0233-22-0666
FAX番号
0233-22-0690

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