春の楽しみ:芽吹きの季節
雪が積もり冬が長い山形県だからこそ、春の訪れは待ち遠しいものです。草木が次々と芽吹く春ならではの特別な時をぜひ山形でお過ごしください。
春の訪れを告げる桜たち
日本の春の訪れの代表、桜の開花。山形県では、4月中旬頃~5月上旬頃に各地で見頃を迎えます。日本さくらの名所100選に選ばれている「鶴岡公園」、「烏帽子山公園」をはじめ、樹齢1,000年を超える古木「伊佐沢の久保ザクラ」、「薬師ザクラ」など山形の春を彩る名木たちが勢ぞろい。春の訪れを山形で感じてみませんか?
雛人形の美しさにうっとり「雛まつり・雛めぐり」
江戸時代に往来していた北前船によって山形県に伝わった京文化。その華やかな京文化のひとつが、雛人形です。最上川を上り内陸にも運ばれた雛人形は代々引き継がれ、大切に保管されてきました。その雛人形を特別に公開するイベント「雛まつり・雛めぐり」が2月~4月上旬頃、県内各地で開催されます。
この時期しか見られない!幻想的な風景
新芽が芽吹いた柳の木が湖面から出現する白川湖の水没林。雪解け水で湖の水位が増す4月中旬~5月中旬にしか見られないとっておきの風景です。風が無い日の早朝には、朝霧が発生する中、湖面に新緑が映し出され幻想的な雰囲気に!水没林の中を進めるカヌー体験もおすすめです。
甘酸っぱいいちごを存分に楽しむ
一年中フルーツ狩りを楽しめる山形県。3月~6月の期間(早い農園では1月中旬頃~)は、いちご狩りを体験することができます。真っ赤で大粒ないちごを探してみましょう。立ったまま収穫できる農園も多いので、子どもからお年寄りまで気軽にいちご狩りを堪能することができます。
春のごちそう!山の恵み・山菜
険しい山に囲まれ自然が豊かな山形県では、わらび、たらの芽、うるい、根曲がり竹などの天然の山菜がたくさん収穫されます。山菜を存分に楽しむなら、天ぷらやお浸しでどうぞ。素材本来の風味を堪能することができるでしょう。観光ワラビ園での収穫体験もおすすめです。