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さくらんぼ狩りへ行こう!

パリッと弾ける果肉から甘酸っぱい果汁が口いっぱいに広がる、山形を代表する初夏の味覚、さくらんぼ。山形と言えばさくらんぼ!と答える方も多いはず。全国シェア7割超の日本一の生産地やまがたでさくらんぼ狩りはいかがですか。もぎたてのさくらんぼを味わえる果樹園はこちら!


なぜ?山形のさくらんぼが美味しいワケ!

さくらんぼは「果樹園の宝石」と呼ばれているのをご存知ですか?ルビー色の美しい見た目はもちろん、栽培の難しさからそう呼ばれています。では、なぜ山形県はそんな栽培困難なさくらんぼ日本一の産地になったのでしょうか。


それは、梅雨の時期に湿気と雨が少なく、昼夜の寒暖差がある山形の気候がさくらんぼに適していたから。それと、つぼみや花が凍らないように霜対策をしたり、毛バタキを使用し1粒ずつ人の手で受粉させたりと、1年中こまめにさくらんぼを管理する生産者の惜しまぬ努力があるからです。適した気候に生産者の思いがプラスされ、さくらんぼをより一層美味しくさせているのです。

さあ!さくらんぼ狩りにいこう!

山形のさくらんぼ狩りシーズンは、6月上旬頃~7月初旬頃まで。先ほども紹介しましたが、紅さやか、高砂、佐藤錦、ナポレオン、紅秀峰の順で収穫の時期を迎えます。(4月中旬頃~温室さくらんぼ狩りを楽しめる農園もあります。)


山形県のさくらんぼ栽培面積は東京ドーム約638個分の約3,000ヘクタール。さくらんぼ狩りができる観光果樹園は400ヵ所以上あります。予約不要の農園もありますが、混み合う場合もあるので、予約してから行くのがベスト。ほとんどの農園は雨除けテントを張っているので、雨の日でも安心してさくらんぼ狩りを楽しむことができます。


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人気No1!佐藤錦の旬は、6月中旬

数ある品種の中でも人気No1の品種は、なんといっても佐藤錦。柔らかい食感で、甘みと酸味のバランスが抜群。山形では、6月中旬~下旬に旬を迎えます。


その前の6月上旬~中旬に旬を迎える品種は、紅さやか。佐藤錦より酸味が強く甘酸っぱい品種です。佐藤錦の後、6月下旬~7月上旬に旬を迎える品種が、紅秀峰。果肉がよく引き締まっていて、甘みが多く、大粒で食べ応え抜群。その他にも、明治時代からある古い品種ナポレオンや高砂など、たくさんの品種のさくらんぼが山形県では栽培されています。

さくらんぼ狩りのコツ

さくらんぼは、デリケートな果物で収穫した時が一番美味しい瞬間と言われています。その一番美味しい瞬間を何度も楽しめるさくらんぼ狩りを存分に楽しむためのコツを紹介します。


《1》次の年の花芽をとらないように注意しながら、さくらんぼの軸ごと上に持ち上げながら収穫しましょう

《2》粒全体が赤く熟していて、皮のハリがよく、色がつややかに輝いていて、軸が青くしっかりしたものを選びましょう。日光がよく当たる枝の上の方が甘く熟しています。

《3》葉の数に対して、果実が少なめについた枝のものは甘いと言われています。

《4》はしごを貸してくれる農園もあります。果樹園の方の話をよく聞いて、怪我がないよう注意してさくらんぼ狩りを楽しみましょう。

早起きしてさくらんぼ狩りに出かけませんか?

さくらんぼの主要産地である天童市、東根市、鶴岡市では、朝摘みさくらんぼ狩り体験ができます。夜の間に蓄えられた栄養分で実が大きくなり、朝に美味しさが一番凝縮するさくらんぼ。農家の特権だった朝摘みの摘みたてさくらんぼを存分に味わえる貴重な機会です。詳しくは下記の各実施エリアまでお問い合わせください。


【問い合わせ先】

 天童市:天童市観光物産協会 TEL:023-653-1680

 東根市:東根市観光物産協会 TEL:0237-41-1200

 鶴岡市:櫛引観光果樹園紹介所 TEL:0235-57-3300

さくらんぼまつりも見逃せない!

さくらんぼシーズンには、各地でさくらんぼまつりが開催されます。さくらんぼの種飛ばし大会や流しそうめんならぬ、流しさくらんぼ!?など、各地のまつりで多種多様なイベントが目白押し!イベントの日程や内容については、こちらでチェックしてお出かけください。

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