鈴立山 若松寺(天台宗)/ 最上三十三観音 第1番 若松観音
じゃくしょうじ(わかまつかんのん)最上三十三観音 第1番 若松観音(天台宗 鈴立山 若松寺)について
■百物語(由来・歴史)
奈良時代の高僧・行基がこの地にたどり着いたとき、山の東方から鈴の音が聞こえてきたため山上に登ったところ、光り輝く三十三観音の御影を拝したことから開山し、後に弘法大師が一千座の護摩を奉修したといわれる。
ご本尊は行基が山上の杉で刻んだ聖観世音菩薩。現在は秘仏として安置され、代わりに江戸時代に寄進された聖観音立像が出迎えてくれる。
「めでた、めでたの若松様よ…」と花笠音頭で唄われているように、縁結びの仏としても知られる。
■御利益
良縁成就
心願成就
■おすすめポイント
「西の出雲、東の若松」と言われ、縁結びの観音様である若松観音が祀られています。縁結び祈願で訪れるなら、4月~12月の毎月第1日曜日に開催される「縁結び祈願祭」でご祈祷を。祈願祭の後は、ご住職のありがたいお話を聞いて、握手をしていただきましょう。ご住職と握手できた人は良縁に恵まれるとか!? 祈願祭限定の絵馬も販売されます。鐘楼堂近くにある縁福大風鈴はいつでも鳴らすことができます。良縁や幸福の願いを込めてゆっくり3回鳴らし、心静かに合掌を。
境内には、国指定重要文化財に指定された若松寺観音堂をはじめ、学問や芸術の女神である弁天様を祀る奥の院、子どもを抱いた地蔵様を祀る地蔵堂(子育て地蔵)、元三大師堂、鐘楼堂など歴史ある文化財が点在。秋には境内に植えられたモミジが真っ赤に染まり、紅葉の名所としても知られています。また、境内から往復約30分、山頂までの遊歩道があります。山頂からは天童市内を一望することができ、天気がいい日は遠くに月山を眺めることができる、まさに絶景ビュースポットです。
若松寺観音堂(国指定重要文化財)
金銅聖観音菩薩懸仏(国指定重要文化財)
板絵著色神馬図(国指定重要文化財)
良縁の寺・縁福大風鈴
ムカサリ絵馬
■おすすめビューポイント
高さ6.7メートルの石鳥居をくぐり、地蔵尊や供養塔を通り、杉・ケヤキに囲まれ四季折々の歴史を感じる古参道。
■御本尊
聖観世音菩薩
基本情報
- 住所
- 山形県天童市大字山元2205-1
- アクセス
- ●JR天童駅から車で約15分
●東北中央自動車道 天童ICから車で約18分
※冬期間は斜面で大変滑り安くなります。四輪駆動車でお越しいただくことをおすすめします。 - 駐車場
- あり
- ウェブサイト
- 最上三十三観音公式HP
- ウェブサイト
- 若松寺 若松観音公式サイト
- ウェブサイト
- やまがた出羽百観音動画
- 備考
- 御朱印:社務所
- 電話番号
- 023-653-4138