楯の大イチョウ

たてのおおいちょう

 楯の大イチョウは、国道112号の東側に高くそびえる大木で、樹齢は600年以上といわれています。
樹幹周囲約7メートル、高さ30メートルにも及ぶ雄株のイチョウで、根元から1.5メートルのところから2本に枝分かれしているため全体の均整がよくとれています。
大イチョウのある場所は、文安2(1445)年から最上家改易の元和8(1622)年までつづいた当地の領主、中山氏の本拠地であった長崎楯(城)の本丸があった所で、イチョウの木は、この前庭にあったのだと伝えられています。
 当時の古井戸は今も現存しています。晩秋になって、木の葉が黄色に輝くころが、楯の大イチョウの一番の見頃を迎えます。この時期が過ぎると、当地では「大イチョウの葉が落ちてしまうと雪が降る」と言い伝えられています。

 

基本情報

住所
山形県中山町長崎416
アクセス
●山形駅よりバス長崎元町下車徒歩3分
●羽前長崎駅より徒歩10分
ウェブサイト
楯の大イチョウ/「いも煮会発祥のまち」山形県中山町ホームページ
備考
樹齢・幹回り:樹齢600年
幹回り7m
※町指定有形文化財
問い合わせ先
中山町教育委員会(歴史民俗資料館)
中山町観光協会
電話番号
023-662-2175
023-662-2114

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