官軍墳墓
かんぐんふんぼ戊辰戦争長州藩の兵士が眠る
慶応4年、戊辰の役、清川口の戦いにおいて戦死した長州藩の兵士2名が葬られている。早朝から始まった戦いは、午後2時ごろから官軍の敗色が濃くなり退陣を始めた。松本茂太郎18歳、内田百合熊17歳の遺体はそのまま遺棄されたため、北楯大堰の山脚を均し手厚く葬った。終戦までは監守人が置かれていたが、それ以後は清川の人々により大切に守られている。同郷の岸信介元首相はここを訪れ「赤心薫萬古」の碑文を残している。この墳墓は清川口の戦いの合戦場を見渡せる場所に建立されている。
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