4月下旬限定!古木・巨木の桜と白川ダム水没林

日数
1泊2日
主な交通手段

置賜エリアには巨木の桜が多く残り、桜めぐりを楽しむことができます。春限定で見ることができる白川湖の水没林も見逃せません!

START
1日目
JR赤湯駅より車で約5分

烏帽子山公園 千本桜

赤湯温泉街に位置する「日本さくら名所100選」の地

置賜盆地を一望できる「烏帽子山公園」は、赤湯温泉街に位置し、春は桜、夏の青葉、秋の紅葉と四季折々の景観と眺望を楽しむことができます。

樹齢120年余のソメイヨシノをはじめ、世界でも数少ないエドヒガンの群生地であり、25種類約1000本の桜が咲き誇ることから「烏帽子山千本桜」とも呼ばれています。
公園内には、赤湯温泉街に下っていく坂道や階段が多数あり、桜と温泉の町並みの魅力的な風景を目にすることができます。
例年4月上旬~4月下旬頃、「赤湯温泉桜まつり」が開催され、夜桜のライトアップも行われます。温泉街から桜を見上げることもできますので、赤湯温泉に宿泊してゆっくりお花見を楽しむのもいいですね。
徒歩

赤湯温泉でランチ&散策

ワイン、ラーメン、桜・・・街歩きが楽しい温泉街

上杉家の藩主も訪れ、御殿湯として栄えた開湯930有余年の赤湯温泉。戦いで傷ついた体を湯に浸したところ、たちどころに傷が治ったと言われているとか。今では、ワインの町、ラーメンの町として知られ、街歩きが楽しめる温泉街です。
ぶどう栽培が盛んな赤湯の街には、6つのワイナリーがあります。試飲ができるワイナリーも。温泉街から徒歩圏内の場所にもワイナリーがあるので、少し早めにチェックインして自分好みのワインを探しに街歩きしてみてはいかがでしょうか。
ラーメンの町としても知られている赤湯。その名を全国に馳せる「赤湯辛味噌ラーメン」の元祖 龍上海赤湯本店は、平日でも行列ができるほどの人気店。まずはこってりとした濃厚味噌スープをどうぞ。徐々に辛味噌を溶かしてピリッと旨辛いスープに。弾力のある太麺とピリ辛のこってりスープの絶妙なバランスは、もはや殿堂入りの逸品です。
温泉街から浴衣でも行ける距離にある桜の名所 烏帽子山公園。「烏帽子山千本桜」といわれ山形県内でも1位、2位を争うほど人気の高いお花見スポットです。世界的にも珍しいエドヒガンザクラ約160本をはじめ、ソメイヨシノやシダレザクラなど様々な種類の桜が植えられています。温泉街から山を見上げると、桜が山を覆いつくすような風景。ライトアップされた夜桜を見ながら、浴衣姿で千本桜の大回廊を散策してみてはいかがですか。
車で約35分

草岡の大明神ザクラ

個人宅に植えられた国指定天然記念物の桜の巨木

置賜さくら回廊 公式ホームページはこちら国指定天然記念物。樹齢はおよそ1200年、樹高14m、東西の枝張27mあり、個人宅に植えられた桜としては国内最大級の大きさを誇っています。伊達政宗が鮎貝の初陣で敗北を喫した際に、この桜に身を隠し生き延びたという伝説があり、「桜子の 散り来る方を 頼み草 岡にて又も 花を咲かせん」と詠み、後に家臣の横山勘解油(かげゆ)を遣わせ、手厚く保護にあたらせたという話も残っています。地元では、春の農作業の種まき時に桜が開花することから、古くから「種まき桜」と呼ばれ親しまれてきました。地元の保存会が中心となり、樹勢回復のための処置が施されています。平成17年に国の天然記念物に指定されました。
例年見頃となる4月中旬~下旬頃には、売店の営業や地元ガイドによる案内を実施しています。
【バスツアー】置賜さくら回廊 名所めぐり 詳しくはこちら(やまがたアルカディア観光局HP) 
車で約5分

釜の越農村公園の桜群

コントラストが美しい残雪の山並と桜郡

「釜の越」とは古い地名であり、県内でも有数な大きさを誇ります。樹下の三個の巨石は、この地の西方の山”三麺峯”に源(八幡太郎)義家が居陣した際、この石でかまどを築き兵糧を炊いたとの伝説があります。

徒歩で約5分

薬師ザクラ

県指定天然記念物で樹齢1200年の古典桜

白鷹町には樹齢500年以上の古典桜といわれるエドヒガンザクラが6本あり、その全てが県の天然記念物に指定されています。その中で最も古木なのが薬師堂の境内にある「薬師ザクラ」です。樹高は約10mとさほど高くないですが、幹回りが約8mあり大きくねじれ、こぶが隆起した巨大な幹は迫力十分で、樹齢約1200年の風格が漂います。
この桜は、坂上田村麻呂が奥州征伐の時、手植えしたものと伝えられています。例年の見頃は4月中旬頃で、毎年この時期に釜の越農村公園をメイン会場に「しらたか古典桜の里さくらまつり」が開催されます。
釜の越農村公園から車で約20分

伊佐沢の久保ザクラ

国指定天然記念物のエドヒガン

置賜さくら回廊 公式ホームページはこちら国指定天然記念物。樹齢約1200年といわれる、日本有数のエドヒガンの古木。坂上田村麻呂と地元の豪族の娘お玉との悲恋の伝説が残っています。樹高13mの巨木で、江戸時代には枝の広がりが四反にも及んでいたことから、四反桜(よんたんざくら)とも呼ばれていました。
桜の開花期間中は「さくらまつり」が開催され、地元保存会の皆さんによる地元のお菓子・特産品などの売店が営業、花咲け爺さんに扮した地元ガイドの無料の案内や、あたかいお茶のお振舞などがあり、多くの観光客で賑わいます。“山形県無形民俗文化財”に指定されている伊佐沢念仏踊 は例年4月第3日曜に行われます。※現在ライトアップは実施しておりません
現在、根元の部分が腐食し樹勢が衰えたため、主幹が南側と北側に大きく2つに分岐した姿になっています。専門家の助言を受け、樹勢回復の処置が計画的に行われています。

【バスツアー】置賜さくら回廊 名所めぐり 詳しくはこちら(やまがたアルカディア観光局HP) 
車で約40分

小野川温泉で1泊

源泉100%掛け流しで飲泉も可能な全国でも稀な温泉

米沢の奥座敷と呼ばれる「小野川温泉」は、小野小町が発見し、戦国時代には伊達政宗が湯治したと伝えられています。泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉でPH6.9の中性で、化粧水にも使用されているメタケイ酸を多く含む美肌の温泉です。また、2つの足湯もありますので、下駄を鳴らして温泉街を歩き、疲れたら足湯で一休みするのもいいですね。
6月第3週~11月第1週までの毎週日曜日には朝市が開かれ、新鮮な季節毎の野菜や山菜、きのこ、果物などが並びます。調理方法を教えてもらえますので、地の物を手に入れて味わってみてはいかがですか。
そして、毎年6月中旬~7月中旬には、ゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタルの3種類の天然の蛍を同時に見ることができ、時期に合わせてほたるまつりが開催されます。
車で約35分

白川ダムの水没林

四季をとおして美しい姿の公園

白川ダムによって形成された白川湖の周辺にある公園です。公園内にはオートキャンプ場やパークゴルフ場などが併設され、カヌー体験(要予約)などが楽しめます。3月下旬から5月中旬までの約2ヶ月間、期間限定で「水没林」という春の雪解け時期だけに出現する珍しい光景を目にすることができます。また園内の桜並木は5月上中旬に開花する遅咲きの桜です。夏になると7月最終土曜日に真夏の雪の祭典「白川ダムSNOWえっぐフェスティバル」が開催され、雪にまつわるさまざまなイベントが催されます。湖畔周辺の紅葉も見事。四季をとおして美しい姿の公園です。大自然に囲まれてアウトドアを存分に満喫しましょう。
車で約40分

酒造資料館 東光の酒蔵

まるで明治時代にタイムスリップしたかのよう。創業400年を超える酒蔵

「酒造資料館 東光の酒蔵」がある米沢市は、山から湧き出る豊富な水と良質な米に恵まれ、寒冷地であるがゆえに酒蔵は低温で安定し、酒造りに適した環境です。「東光」の名で知られる小嶋総本店は、1597年(慶長2年)創業の米沢藩上杉家御用酒屋であり、江戸時代に飢饉で米不足となり禁酒令が出された中でも、酒造りを許されていた数少ない酒蔵の一つと言われています。
資料館に併設されている蔵元直営店では、無料試飲だけではなく、普段は気軽に口にできない高級酒やコンテストの受賞酒もリーズナブルな価格で試飲可能です。専属スタッフの助言を受けながら、お気に入りの1本を見つけてみてはいかがですか。

米沢牛のランチ

米沢に来たなら、米沢牛を食べずにはいられませんよね。ステーキ、すき焼き、しゃぶしゃぶ、焼肉、ハンバーガー・・・。全国にも名を馳せる米沢牛で贅沢ランチはいかがですか。

伝国の杜米沢市上杉博物館

上杉家ゆかりの貴重な品々を展示

米沢城本丸跡地でもある松が岬公園に隣接された博物館で武家として栄えた上杉家ゆかりの貴重な品々を所蔵しています。
館内のみどころは、なんといっても国宝「上杉本洛中洛外図屏風」。京の都の日常風景を描いたこの屏風は、織田信長から上杉謙信へ送られたものと伝えられています。約2,500人もの人物が身分を問わず描かれ、さらには動物や植物、名所や祭りなど当時の京都の様子を伺い知ることができます。普段はレプリカの展示ですが、特別展が開催される春と秋に期間限定で原本が展示されます。
その他にも『成せばなる 成さねばならぬ 何事も』の名言を残した九代目米沢藩主・上杉鷹山公の功績を振り返る展示があり、上杉家の歴史と米沢の文化を知ることができます。上杉謙信や鷹山、直江兼続のオリジナルグッズを販売するミュージアムショップがあり、ここでしか入手できない品もあります。
隣接する松が岬公園には、上杉謙信を祀る上杉神社や上杉鷹山の銅像など上杉家ゆかりの碑も多数。公園散策の際にはぜひ立ち寄りを。
徒歩ですぐ

米沢城址 / 松が岬公園で桜鑑賞

水堀のある城跡で戦国時代に想いを馳せる

水をたたえたお堀が往時の米沢城を偲ばせる松が岬公園。戦国最強の武将と語り継がれている上杉謙信や、「成せばなる 成さねばならぬ 何事も」の言葉で知られる上杉鷹山など、上杉家の史跡が点在する、歴史好きの人にとって魅力的なスポットです。上杉謙信にあやかって開運招福・諸願成就のご利益があると言われる「上杉神社」や、上杉家の遺品を中心に多数の重要文化財を展示する「上杉神社稽照殿」も敷地内に。さらには、独眼竜として有名な伊達政宗の生誕の地を示す石碑もあります。
桜の名所でもあり、例年4月中下旬になると水堀沿いに200本の桜が咲き誇ります。お堀の水面に映る桜や、お堀に架かる赤い橋と桜とのコントラストは風情があり、フォトジェニック。これらの桜は10月下旬~11月上旬になると鮮やかに紅葉し、見る者の目を楽しませてくれます。
公園のすぐそばには、上杉鷹山などを祀っている「松岬神社」や、ご当地グルメが楽しめて土産品も充実している「米沢城史苑」があります。是非あわせてお立ち寄りください。
JR米沢駅まで車で約10分
GOAL

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